大学受験の試験といえば、ほとんどすべての受験生が受ける試験、それがセンター試験の英語科目です。
理系であれば国語科目を軽視したり、文系であれば数学科目を軽視したりする傾向はありますが、他の外国語で大学受験を通過しない限り、英語は真剣に取り組むべき科目です。
センター試験の英語は、英語が得意な受験生であれば85%以上取るのは難しくありません。
記号問題であるため、点数が若干左右されますがきちんと対策をしていて85%を下回ることはないでしょう。
しかし、センター試験の英語の平均点は概ね60〜65%くらいであり、85%まで狙うならば点数にして40〜50点ほど伸ばす必要があります。
そこで今回はセンター試験の英語の点数を確実に稼ぐ・アップさせるためのセンター英語の前提知識をご紹介します。
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制限時間とひっかけ問題
センター試験の平均点は、制限時間とひっかけ問題によって成立しています。
問題自体が難しすぎることはありません(指導要領の問題で出題できない。)から、制限時間で急がせて解答スピードが遅い受験生を振り落としていくのです。
しかし、「それであれば簡単な問題を急いで解けば良い!」ことはバレますから、いい加減にスピーディーに解答してしまう人もいます。
ですからそういう人をひっかけるために、ひっかけ問題が入っています。
ひっかけ問題は大変巧妙に作られています。
なんのことはない簡単な問題の中に、なんの合図もなくポツンと入っています。
ですから、すべての問題を同じ感覚で解いてしまうと、一定数のひっかけを食らってしまいます。
相手はプロ!
センター試験はその道のプロが制作にあたります。
当然1名ではなく複数名がこれにあたります。英語の場合も同様です。
気づかなければいけないのは、相手は試験作成のプロだということです。
そもそもセンター試験は「ふるい落とすため」の試験ですから、学校の定期テストや塾の復習テストのように親切な問題ばかりではありません。
むしろ親切な問題の中にあえてひっかけ問題を入れるなどして、限られた出題範囲の中から効率的に平均点を予測して作成しています。
みなさんもただセンター英語に臨むのではなくて、問題にひっかからない意識を持って、普段から演習することが大切です。
ひっかけ問題は必ず存在するため、いつ出てきても良いように心構えて演習にあたるべきなのです。
まとめ
今回はセンター英語攻略の前提知識について述べました。
次回は具体的な勉強法やテクニックについて解説していこうと考えています。