大学受験合格に伴い住む部屋を決めなければいけないという人も多いと思います。
大学の合格発表から部屋決めまで割と時間が少ない中で決める必要があり、非常に大変だと思います。
進学先の大学が遠くなかなか現地まで行くことが出来ない、地方から都会、都会から地方に行くからどのような生活の変化が起きるか分からないなどなど実際に住んでみないと分からないこともあります。
今回の記事では、部屋決めの方法を紹介していきます。
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部屋決めで重要なのは下準備
年度代わりの時期というのは不動産屋もかなり混んでいます。
学生の引っ越しは勿論ですが、働き始める人の引っ越し、働いている人の引っ越しなどがあります。そのため、出る人も多いですが、入る人も多いというのは普通です。
その様な状況で不動産屋のスタッフも部屋を探すために最善を尽くしてくれますが、探している本人ですらどのような部屋が良いのか分からない状況から聞き取りをするよりは
ある程度どのような部屋が良いかを自分の中で現実的に確定させることが大事です。
家賃の確定
最近は様々な不動産・賃貸情報サイトがあります。それらのサイトを使い、自分が進学予定の大学周辺の家賃相場を調べることが大事です。
家賃次第では大学から少し離れたところに住む必要も出てきますが、その結果電車代がかかっては意味がありません。
親は家賃を出してくれるのか、どこまで出してくれるのか、それに加えて光熱費はどれくらいかかるのか、生活費はどれくらいかかるのかなどなどお金に関する問題が出てきます。
部屋の広さ
同じ地域にある場合、基本的に広い部屋は狭い部屋よりも家賃が高いです。
狭いよりは広い方が使い勝手が良いと言いうのは当然のことですが、必要な広さがどれくらいなのかということが大事になります。
実家が大きかったり、部屋が広かったりした人は、狭い部屋に住むと最初ストレスを感じると思います。
部屋の設備
・風呂トイレは別かどうか
・部屋の階数
・角部屋かどうか
・畳か床か
・外観が新しいかどうか
・トイレが和式か洋式か
・鉄筋か木造か
・周囲に何があるのか
・駅(大学)から近いか
などなど、簡単に例を挙げただけでもこれくらい注意すべきポイントがあります。
この中で自分的にどうしても譲れないものを確認しておく必要があります。
これらを一つ一つ説明していきます。
風呂トイレは別かどうか
賃貸サイトの条件検索画面でも、風呂トイレ別という項目は存在するくらいには皆さん気にしているポイントです。ただ気にしない人は全く気にしない部分でもあります。
しかし、私は引っ越しをする際に、風呂とトイレは別かと洗面台が風呂の中に無いかを非常に重視します。
ここを重視すると家賃が上がってしまうのですが、風呂とトイレが同じ空間にあったり、風呂場に洗面台があったりすると非常にストレスを感じてしまいます。
その分、家賃を上げてでもストレスを感じない方が良いと思っています。
部屋の階数
基本的に下の階よりも上の階の方が良いとする人が多いです。
理由としては、上の住人の足音や防犯上の理由が挙げられます。
上の住人の足音を含む近隣住人の生活音はある程度許容する必要があります。
勿論、異常な騒音やバカ騒ぎをしている場合許容すべきではありませんが、通常出す程度の音であれば慣れていく必要があります。
また、階段の近くだと人の足音がうるさいという場合もあります。階段を踏み鳴らすようにして歩く人が割といますので、その様な人がいる場合、運が悪いとしか言いようがありません。
防犯上の理由と言っていますが、何階だろうが用心に越したことはありません。
2階、3階位だからと言って安心していい理由にはなりません。
角部屋かどうか
これも生活音とかかわりがあるのですが、両隣に部屋があると当然聞こえる生活音も多くなります。
特に、鉄筋ではなく木造だったり、壁が薄かったりすると生活音がよく聞こえます。
角部屋といっても階段近くだと人の足音をうるさく感じる可能性が高いですが、足音がうるさい人は階段じゃなくてもうるさいことが多いですね。
畳か床か
よほど、どっちかでなければ嫌だという人以外は気にする部分ではないと思います。
畳にしろ、床にしろ、不用意に傷がつかないようにするのは当然ですし、どっちかだから特別良いということはない様に思います。
外観が新しいかどうか
まず注意したいのは外観が古い、綺麗ではないからといって、内装も古い、綺麗ではないということです。
外観は古い、綺麗ではないが、内装を新しく、綺麗にしている賃貸もあります。
中身が古いと住んでいる中で設備の老朽化などで住みにくさを感じることはありますが、中身がちゃんとしていればそのようなことに煩わされることはありません。
トイレが和式か洋式か
トイレの和式洋式を比べた時に、和式が嫌という人が多いのではないでしょうか。
公衆トイレだと他人が座ったのが嫌だから洋式が嫌というのはあるかもしれません。
ですが、自分が主に使うのであれば、和式が嫌という人が多い様に思います。
そして、古い建物だと和式トイレはまだあります。
基本的に毎日使う部分なので、和式が嫌という人は避けられるなら避けた方が良いと思います。
また、トイレがタイルとなっていると嫌だと感じることもあります。
ちょっとしたことではあるのですが、自分が清潔と感じるかなどは重要なポイントと言えます。
鉄筋か木造か
建物が鉄筋だと木造よりも音が聞こえてきにくいです。
住人同士、お互いにそうなので、同じ家賃帯で鉄筋か木造かを選べるなら鉄筋を選んだ方が良いと思います。
周囲に何があるのか
周囲にコンビニや店があると便利です。
しかし、それは人が店に来て静かではないということも意味します。
居酒屋が近い場合、酔客が大声を出してうるさい。
大きい公園が近い場合、夜中に暇な人が騒ぎ出す。
などは、実際にあることです。
特に大学近くに大きな公園があり、そこに夜中に集まって学生が騒いだ結果、公園の中に迷惑行為禁止などと看板が立っている場合があります。
駅(大学)から近いか
「周囲に何があるのか」と関連する部分ではありますが、便利だということは人が多くなるということです。その結果、不便なことも増えます。
駅や大学に近いと友人が訪ねやすくなりますが、入りびたる様な関係になると正直邪魔だと思うことも多いと思います。
そういうことを望まない場合、少し離れたところに家を借りたりする必要があります。
ネットで調べて不動産屋に連絡
上記の様に家賃と好みで色々と部屋を探す条件はあります。
家賃はどれくらいまでなら可なのか、自分にとって何が大事なのかをしっかりと見極めてネットで調べてメールまたは電話で不動産屋に連絡をしてください。
地域の不動産屋ならこの大学の学生は通常この位の値段の部屋に住むとか、ここまでなら自転車、バス、電車で通学可能などを知っています。
急に訪ねてお互いにさぐりさぐり部屋探しをするよりは、少しでも情報を決めてから部屋探しをした方が決まりやすいです。
まとめ
部屋を決めるにあたって重要なのは、下準備と事前連絡ということになります。正直、この下準備と事前連絡というのは何においても重要だろうと思います。
大学生を経由して働き始めることの準備として、この2つを徐々に出来るようにしていくということも大事です。