センター試験では毎年出題される英文法問題の勉強方法と対策について説明していきます。みなさんは文法問題と長文問題どちらが得意でしょうか。文法問題はピンポイントで知識が無いと解くことが出来ませんし、長文問題は文法問題ほどの知識は問われないものの集中力が必要となります。
それぞれに特徴があって、文法問題だから簡単というわけでも、長文問題だから難しいというわけでもありません。
センター試験の大問2の特徴
センター試験大問2はA、B、Cと分かれています。Aが4択問題を10問、Bが整序問題を3問、Cが文脈判断問題を3問となっており、合計16問となります。
AとBについて
Aは4択問題、B整序問題となります。これらの様な問題は、高校の授業でもたくさん扱うでしょうし、文法問題集にも多く類似の形式の問題が掲載されているので見慣れているかと思います。
Cについて
Cは会話の流れの中で正しい選択肢を選ぶ問題なので、あまり慣れていないかもしれません。問題としては難しいものではありませんが、時間制限がある中でいかに正確に問題を読むことが出来るかというのが問われています。
対策と勉強方法
対策も勉強方法もシンプルです。
通常、英文法の勉強をするのと同じ様に勉強をしていけば問題ありません。「英文法・語法攻略の鉄板参考書「ネクステージ」の使い方を徹底解説!」でも説明をしています。文法問題をこなしていくコツとしては、「短期集中」「1問10秒以内」「問題文を和訳する、音読」となります。
ここにもう一つ付け加えると、選択問題の場合は選択肢を選ぶ根拠を持つということです。何故その選択肢を選んだのか説明できるようにすることで、英文法問題で多少単語が変わろうと、構造が変わろうと問題無く解くことが出来るようになります。
何故その選択肢を選んだのか説明できるようになるために
英文法は英語の文の法則です。法則なのである一定の決まりがあります。その内容を理解して覚えていくことが重要となります。
内容によってはなかなか理解しにくいものや、覚えにくいものもあります。ですが、英単語と同じでひたすら繰り返すことで、理解して覚えていくしか方法はありません。
ネクステージなどで英文法の勉強をした後に、センター試験の過去問を解いてみましょう。その位で、大問2の対策は十分だと思います。
文法問題の難しさ
センター試験レベルで話をすれば、文法問題の一文と長文問題の中の一文を比較すると、文法問題の方が難しいです。文法問題はピンポイントでの知識が必要となるため、知っていれば解ける、知らないと解けないとなります。
それは勉強の仕方の「1問10秒以内」の考え方にも通じます。知らないものをいくら考えても正解になるはずがありません。問題を見て知らないと判断した瞬間に、どれかにマークして次の問題のために時間を取っておくほうが賢い選択となります。
時間をかけるのであれば、知識問題ではなく、文脈から判断出来る問題にしましょう。
まとめ
センター試験英語の大問2は英文法問題となっています。そのため、英文法をしっかりと勉強すれば対策可能です。部分部分で見れば、長文問題よりも難しいので、文法をしっかりと理解することで、長文問題の負担も減っていきます。
英語は知識をつけることで、より文を読むのが簡単になっていくのでしっかりと文法を理解して、覚えていきましょう。