日本史の教科書は400頁位あり、教科書の中でも厚いです。
しかし、内容に対する細かい理解や暗記はともかくとすれば、すぐに読める分量です。
暗記系科目の最大の利点は独学可能だということです。学校の授業に頼らずに受験までに間に合わせるために、どうすればいいのかを紹介していきます。
必要なものは教科書と問題集
結論からいって、日本史の基礎力を養うには、教科書と日常学習レベルの問題集があれば大丈夫です。
受験までに日本史が終わらないかもしれないという不安や日本史の基礎力を養いたいという希望を持っていますか?
本屋に行けば大量の参考書や問題集があります。そして、日本史の参考書もその中に含まれています。
何だか大量にあってどれが良いのか分からない。けど、勉強をするにはどれかを買う必要があるのかもしれない。
もしあなたがそんな感情を抱えているなら、教科書と日常学習レベルの問題集があれば、日本史の基礎力を養うことが可能です。
教科書の通読!
1日50ページずつ読んでいくと、大体9日で教科書を読み終わることになります。
普段の授業で受けている進み具合を考えると驚異的な速度で教科書を読み終わらせることが出来ます。
とは言え、文庫本一冊位の分量なので本を読む習慣がある人からすれば、大したことが無いページ数だとは思います。
この一回の通読で教科書の内容を全て理解して暗記できたら、そもそも日本史の勉強に悩むことはありません。
ですから、これ一回で全て覚えると言うわけではなくて、太字に対する既視感と時代の時系列に対するなんとなくの理解を持ってほしいのです。
これら既視感となんとなくの理解は問題集を解く時に役に立ちます。
また、読んでいて分かりにくいと思う箇所には印をつけておくべきです。そして後から、自分で調べるなり、先生に聞くなりして解決してください。
独学にはこの作業が重要になります。
問題を解く!
教科書を読んだ後、ページ数や章ごとなどの区切りで問題集を解いてください。
当然、ほとんど解けないと思いますが、全く問題ありません。
答え合わせをして、解説も読んでください。
この時に太字への既視感や時代のなんとなくの理解によって、問題集内の重要な部分が分かるようになります。
その後、すぐに同じ部分を解いてください。5秒位考えて答えが出ない場合は、答えを見て確認してください。これを繰り返して、7割位得点可能になったら、次の区切りへ進んでください。
反復!
教科書で重要語句と時代の流れの把握をし、問題集で重要語句の出題方法を把握します。
教科書と問題集を相互補完的に使用することが重要です。上の方法で教科書と問題集の反復をして、得点率を上げていくことで基礎力は養われます。
基本的に反復反復でつまらないと感じるかもしれないですが、暗記や理解してから日本史が面白くなることもあります。
まとめ
授業で教わるのを待つより、自分で教科書を読み進めていく方が断然早いです。その際に分からない個所などを先生に聞くようにしてください。受験先の問題形式が論述タイプでも知識タイプでも、まずは知識の基礎が必要になります。まず教科書を終わらせたいとか、受験のために日本史の基礎を養いたいという方は、是非この方法を試してみてください。