英語を勉強していて、書かれた文章ならば理解できるが、音声で出てくると途端に分からなくなる、そんなことはありませんか?
特にセンター試験の英語、もしくは東大や早稲田の国際教養学部などでは、リスニングの試験が存在するため、リスニングの勉強も欠かせません。
しかし、普通の筆記の方が点数配分も大きいため、盲点になりがちです。そこで今回は盲点になりがちなリスニングの攻略法全3編の初回、導入編をお送りします!
英語特有の音に慣れるところから始めよう
みなさんは「リエゾン」という言葉を聞いたことはありますか?
これは単語の最後の子音と次に出てくる単語の最初の母音が繋がって聞こえる、日本語には見られない現象です。
例えば、”first of all”をアメリカ人が話すと「ファーストヴォー」などと聞こえたりします。また、英語特有の抑揚やリズムも特徴的で、日本語とはかけ離れています。
こういった特徴に慣れるところから勉強を始めましょう。センター試験のリスニングで40点以下の人はここから始めていただきたいです。
導入期では英語を聞き取りにくくしている要因(抑揚、リズム、音の繋がりのパターン)を把握しておくだけでOKです。
「反復」によって「慣れ」を徹底強化
では、どうやって慣れていけばよいのか。これはズバリ「反復」あるのみです。何度も何度も聞いて、聞いて、聞きまくりましょう。例えば、1日1時間リスニングの勉強時間を取るとしたら、違う文章をいくつも聞くのではなく、同じ文章を1日に3、4回繰り返し聞きましょう。最低でも2回はやってほしいと思います。
「慣れ」に理屈は不要です。英語の音を何回も聞いて、脳内に残るまで反復しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は導入編なので、かなり初歩的な部分を紹介しました。センターのリスニングで40点に満たない人はここから始めましょう。話されている英語の特徴を捉え、反復することで「慣れる」ことが大切です。
また、リスニング対策は語彙・文法をある程度こなし、精読はもちろん、速読が少しできるようになったあたりから始めましょう。英語が読めないのに、聞いて理解することは不可能に近いです。まずは書かれている英語をしっかりと攻略できるようになってからリスニング対策に臨んでください。