みなさんはセンター試験対策をどのようにしていますか?入試問題の中では比較的難易度が低いと言われるセンター試験ですが、問題形式も独特であり、一筋縄ではできません。
ここでは、そんなセンター試験を乗り越えるための必勝勉強法を3ステップに分けて解説していきます。
①問題の傾向を掴み、形式に慣れる
まずは自分の該当科目の過去問を解いてみましょう。過去問はインターネットで各予備校などが無料で提供していますが、赤本を購入した方が良いでしょう。印刷の手間を省けますし、解説も付いています。
このとき、何年分解くかは人それぞれですが、問題の傾向や形式、配点などが頭に入ったら一旦完了となります。
②大問別の対策表を作り、分野別に潰す
問題の傾向や形式、配点が理解できたら、各科目で大問もしくは分野別に対策表を作ります。対策表はA〜Dなどの段階評価を自分なりに決めて、具体的に何を対策するかまで記載します。
具体的な対策は大きく2パターンです。
教科書レベルの内容を復習したり、忘れていた事項を暗記し直したりする場合。
そして過去問をひたすら解いて、形式や制限時間などに適応していく場合。
基本的な対策はこれらのいずれかとなります。
そして分野別に評価した内容に基づいて、優先順位を付けて、勉強を進めていきましょう。
例えば、英語の文法はほぼ満点でAだが、長文は6割程度しか取れずCとしたら、Cの長文を優先して勉強するのです。そして、長文は過去問を解いていくことが対策だとすれば、長文の部分だけ抜き出して演習を行いましょう。
③繰り返し演習
最後のステップが実は一番重要です。
繰り返し学習というと、大学受験では全く同じ問題がでないのだから非効率ではないかという声が聞こえてきそうですが、そんなことはありません。
確かに問題の答えが全く同じとなるケースはないかも知れませんが、設問を解くために利用する背景知識やバックグラウンドは再度利用する場面があったり、逆に直接的な答えになったりします。
ですから苦手や分野や間違えた問題はそれだけ取り出して、ひたすら繰り返して勉強するのが良いでしょう。解けるようになるだけでなく、瞬時に解けるレベルまで行けば、苦手分野でも十分対策ができているレベルになっていることでしょう。
まとめ
いかがでしょうか。センター試験はほとんどの受験生が受験する、大学受験の砦です。
問題に癖があり、慣れないと点数が取れないということは、逆に問題に慣れてしまえば周りと差をつけることが可能です。みなさんも早期に問題に慣れることで、有利に得点を上げていきましょう!