睡眠不足で勉強に集中できなかった経験はありませんか?
受験生は睡眠時間を削って問題を解いたり、眠気と戦いながら問題を解いたりしがちです。
今回は、そんな睡眠と勉強の関係について書いていきます。
寝ているときに記憶される
そもそも、人間はなぜ眠るのでしょうか?
それは、私たちが疲れたとき体を休めるように、脳も休む必要があるからです。
脳は睡眠の中で疲れを回復させますが、このとき1日のあった出来事が頭の中で整理されます。
この過程が記憶ができることに大きく関係しています。
つまり、いくら一生懸命勉強しても、しっかり睡眠をとらないとやったのに覚えられないという状況になりやすいのです。
その日やったことをしっかり記憶にとどめておくために睡眠をとらなければいけないのです。
集中力(メリハリ)
人間の集中力はそれほど長く続きません。
そのため、勉強するときと休憩する時をしっかり分けてメリハリをつけて勉強することが求められます。
同じようなことが睡眠にも当てはまります。
夜遅くまで起きて勉強すれば、勉強の量は増えます。
ダラダラやったりウトウトしながらやっているのでは効果はあまり上がりません。
ただ勉強の量を増やすのではなく、質の高い勉強にすることも意識しましょう。
眠い中勉強していて頭に入ってこない人は、
・夜遅くにやるのをやめて朝早く起きてやる
・30分仮眠をとってリフレッシュする
などといったことをしてみましょう。
寝た後は頭がすっきりして勉強もはかどりますよ。
体調管理
受験生が睡眠をとるべきなのはもう一つ理由があります。
それは、風邪やインフルエンザなどを予防するためです。
睡眠時間が短いと、免疫力が落ち、病気にかかりやすくなります。
病気を治すために何日か無駄にするのはすごくもったいないです。
勉強時間の減少につながってしまいます。
体調管理は試験科目の一つと考えて、自己管理を意識してください。
まとめ
睡眠時間を削って勉強してしまいがちですが、それには大きな罠が潜んでいます。
睡眠時間が短くなりがちな現代において、寝ることの大切さは増しているでしょう。
寝すぎはいけませんが適度の睡眠は記憶の維持や勉強の効率、免疫力upなど多くのメリットがあります。
睡眠や仮眠をうまくとり、これらのメリットをうまく活用できるといいですね。