皆さんは大学受験の勉強で、モチベーションが上がらないなぁと思ったことありませんか?
大学受験は半年や1年、場合によってはそれ以上長い間継続するものですから、時折モチベーションが上がらなくなったり、何のために勉強しているかわからなくなったりすることもあると思います。
そんな時は軽く気分転換をするのも素晴らしいことですが、たまには少しいやらしい発想で、大学受験のモチベーションを上げてみませんか?!
みんなが意外に好きな、お金の話!
皆さん、お金の話は好きでしょうか?もちろん世の中にはあまりお金に興味がないと言う人もいると思いますが、実際給料はいくらであるとか、どれだけ稼げるかと言った話は、芸能人のゴシップのように聞いてみたい話だと思います。
本日は、実際に大学受験をして大学に行くと、金銭的にどれだけメリットがあるのか考えてみましょう!
高卒と大卒を比べると…
興味深いデータを示している資料があります。賃金構造基本統計調査と言う資料です。
この資料を見れば学歴別の賃金が判明します。
この資料によると高卒の場合、1番賃金が高くなる年齢が55歳から59歳です。そしてこの時の年収が約518万円です。
一方大卒の場合もしくは大学院卒の場合、1番賃金が高くなる年齢が50歳から54歳です。そしてこの時の年収が約829万円です。
すなわち、1番収入か多い時を比べた際の格差は、300万円以上になるのです。
また、別の資料を見てみましょう。ユースフル労働統計(労働統計加工指標集)と言う資料があります。
これによれば男性の場合、生涯年収が高卒の場合約1.9億円ですが、大卒の場合約2.5億円になります。つまり生涯年収で、6,000万円程度の差があるということです。
一方女性の場合はどうでしょうか。女性の場合大卒の生涯年収が約2億円に比べ、高卒の生涯年収は1.2億円程度です。これは男性以上の差で、約8,000万の違いがあります。
さらに大卒の中でも、差があるのが実情
ではさらに大卒とは言え、大学にもいろいろな種類の大学があります。そこで大学別に平均年収を出している資料を見てみましょう。
以前プレジデントオンラインと言うメディアで発表された数字を見ると、大学別平均年収ランキングの1位は東京大学で約632万円、一方ランキング94位に位置づけられている千葉工業大学は約444万円です。
これはすなわち同じ大卒でも、1年間当たり200万円弱の収入格差が付くと言うことです。
ちなみに、この数値が先程の資料の年収よりも低い数字なのは、調査のサンプルが30代中心であり若手の人を中心とした数字を示しているからです。
さて、大学受験の勉強の価値は…?
いろいろ数値を見るとやはり、なるべく大学に行く方が将来稼げる可能性が高いし、さらになるべく難関大学にいたほうが稼げる可能性が高い事はお分かりになったと思います。
一般的に大学受験に必要な勉強時間は、学校の勉強のほかに1,500時間から3,000時間をと言われていますが、仮に大きく3,000時間と考えたとしても、生涯年収で6,000万円以上の違いがあるのであれば、時給に換算すれば2万円以上です!
2万円以上のバイトなんてなかなかないですよね!そう考えれば、確かに毎日の勉強は辛いことも多いですが、実は非常に合理的で儲かる(?)話なのかもしれません。
もちろん将来どれだけ稼げるかは、それぞれの人の努力次第ではありますが、大学受験のモチベーションが下がってしまったときには、こういった狸の皮算用でモチベーションを上げるのも1つの手段です。
たまにはそんな妄想もしながら、受験勉強乗り越えていきましょう!
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