受験生のみなさんは、普段の勉強において仲間の存在をどのくらい認識しているでしょうか。実は、有名大学や難関大学に合格する受験生ほど上手に仲間を作り、大学受験を乗り越えているのです。
しかしながら、受験勉強の仲間といっても、具体的にどのようなことをするのが仲間なのか、どうやれば一緒に戦っていける仲間と出会えるのかは、難しい問題です。
そこで今回は大学受験における仲間の作り方について解説していきたいと思います。
仲間は良きライバル
仲間といっても、普段から何でも助けてくれる人物はただの都合の良い友達です。大学受験は自分との戦いですから、まさに自分にとってやる気が出る、鼓舞されるような人物こそ良きライバルであり、仲間になりえるのです。
パターンは多様ですが、志望校や学部が同じだったり、現在の成績や勉強状況が似ていたり、予備校で同じ講義を受けていたり。状況は様々だと思いますが、何かしら自分も共通点があるということがポイントでしょう。
そして良きライバルでありながらも、成績や勉強量などで競うだけでなく、有用な情報を提供しあったり、場合によっては勉強を教えあったりというコミュニケーションも大切でしょう。
モチベーションは「かっこ悪いところは見せられない」
こういったライバルの話をしていると、ライバルと競争する中で「あの人には負けたくない!」という気持ちで、勉強をするイメージがあるかも知れませんが、そんなケースばかりではありません。
仲間と話していれば、自分がどのくらいできるとか、自信がどのくらいあるとか、そういう話も出てくるでしょう。その中の発言を振り返り、「あんなことを言ってしまった以上、ダサい姿は見せられない!」というモチベーションで頑張る人もいます。
感覚的な傾向ではありますが、女性の方が「負けたくない」系、男性の方が「カッコつけたい」系のケースが多いように感じます。
仲間を見つける場所
大学受験ではいくつかのコミュニティに属します。高校のクラスや予備校の講義、それ以外にも部活仲間などいくつかのコミュニティにみなさんは属しています。
理想的には、受験生のタイミングで属しているコミュニティにおいて1人ずつ以上仲間を見つけられると良いでしょう。そうすれば、自分がどのコミュニティで勉強していても刺激を受けたり、情報を得られたりできるわけです。
また、仲間が全くいないという人は講義の前後などで話しかけてみるのも良いかも知れません。進学校の生徒などは予備校でもつるむ傾向がありますが、予備校には確実に1人で勉強している受験生もいます。そういう人に声をかければ意外と良い仲間になれたというケースもあります。
まとめ
受験生にとって勉強は孤独な戦いかもしれませんが、それを孤独な戦いで終わらせるのか、その後も付き合える仲間を見つけるのかは人次第です。
大学受験はあくまでペーパーテストの世界ですが、机上の話に留まらず、良い仲間と出会えることで、もしかすればさらなる成長を遂げることができるかも知れません。
「類は友を呼ぶ」と言いますが、みなさんもぜひ目線の高い繋がりを形成し、将来に向かって努力をしていきましょう。
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