勉強のスケジュール戦略

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大学受験や定期テストのために勉強をする必要があるのは理解しているけど、どう勉強したらいいのか分からないという人もいるのではないでしょうか。

どう勉強したらいいのか分からないというのも、科目ごとの具体的な勉強方法と勉強のスケジュール戦略と大きく2つあるように思います。

今回は主にスケジュール戦略について紹介していきます。

また、下記の記事も参考にしてみてください。

勉強のスケジュールの立て方

スケジュール戦略の種類

スケジュールには長期戦略と短期戦略の2つがあります。

 

まずは、スケジュール戦略を持つこと、スケジュールを立てることの重要性について説明します。

 

勉強に限らず何においても、高校でも計画性をもって行動することが大事だといわれると思います。勿論、同様のことは小学生の頃から言われていると思います。

 

小中高と大事なことは、大学生になっても、働き始めるようになっても、大事なことです。

特に大学生以降に関しては、なかなか自分のスケジュールに関してうるさく言う人はいなくなる可能性も高いです。

特に仕事でのスケジュール管理は、職場次第な部分があります。

細かい部分まで管理したがる上司の場合、仕事に関する細かい進捗報告が求められることと思います。

納期が決まっていて自分で管理する必要がある場合、長期、短期の両方においてスケジュール管理が出来ないと働いている会社だけではなく客先にまで迷惑をかけることがあります。

与えられたスケジュールでも、自分で決めたスケジュールでも、それに従って仕事が出来るようになる必要があります。

 

長期戦略

大学受験にける長期戦略は、志望校に合格するためいつ、何を勉強するかということです。

学校、塾・予備校のカリキュラムに従うことも大事なのですが、それだと得意分野・不得意分野の勉強スピードが合わない可能性が高いです。

 

得意分野は授業を待たずに自分で勝手に進めてしまっても良いですし、不得意分野に関しては授業のスピードだと不得意な部分が改善しないままになるので自分で補う必要があります。

 

長期戦略の立て方

長期戦略を立てるには、まず志望校を決定することが大事です。早くに志望校を決めてしまうと、それだけ早く自分がすることも決まります。

大学受験において時間的に優位を得ることは、それだけ十分に対策をすることが出来るということでもあります。

志望校がこれと決まらない場合でも、なるべく勉強科目が同じだったり、問題傾向が似ていたりする方が良いでしょう。

志望校を決めたら、次にすべきことは過去問を解くことです。

正直、この段階で過去問が解けて合格点確保なんて人は稀です。いないとは言いませんが、そういう人はスケジュールがどうこうなんてことを考える段階にはいません。

過去問を解いてすべきことが2つあります。

・過去問を解くことで現在の自分と過去問とのレベル差を感じる

・問題形式を理解

 

大学受験の勉強を始めたばかりの段階では、大学の過去問のレベルは非常に高く感じ、正直何を言っているのか分からないような問題もあると思います。しかし、その自分と解くべき問題のレベル差を感じることが大切です。

本番までにそのレベル差を埋めることが、長期戦略で必要なことになります。

そのレベル差を埋めるための具体的勉強方法を決定するために、志望校の問題形式を知る必要があります。

 

例えば、志望校の試験問題には「英作文は出ず、和文英訳問題が多い」と言う場合、英作文を熱心に勉強するのは効率が悪いといえます。

また、日本史の試験揉んだには「論述問題が出ない」場合に、論述対策をするのは効率が悪いといえます。

このように二次試験までを視野に入れて勉強を計画していく必要があります。

3か月区切り位で考えていくと良いでしょう。

 

勉強の基礎段階から応用段階まで、どの時期に、どの教科書・参考書・問題集を使うかのスケジュールを作成します。

 

短期戦略

長期戦略が志望校に合格するためのものであれば、短期戦略は普段の勉強に関することです。より具体的に言えば、定期試験や模擬試験などを一つの勉強の成果を確認する目安とします。

 

短期戦略の立て方

長期戦略の3か月の内の最長1か月程度の勉強戦略を考える必要があります。

定期試験などがある場合、2~3週間としても良いでしょう。

 

1か月を更に1週間ずつに分割すると、何をすべきかがより示しやすくなると思います。

 

普段の勉強方法の確立

長期にしろ、短期にしろ戦略をたてるには、普段の勉強方法を確立する必要があります。ここを疎かにして戦略を持っても、実行することはできません。

勉強における、基本的な方法は予習、復習、自習です。

この3つの内で一番大事なのが復習です。

授業の進め方にもよりますが、予習が非効率的な方法をとっていたり、量が膨大な場合があります。ある程度、それに従う必要がありますが、予習に時間をかけるよりは、一度勉強したこと、説明されたことをしっかりと理解・暗記していくことに力を入れる方が効率が良いです。

また、自習は学校、塾・予備校などの勉強とは別に行う自分の勉強です。場合によっては、塾・予備校の勉強も含めて良いと思いますが、独学で進めるものという認識でいてください。

授業と受験科目との兼ね合いで自分で勉強する必要がある科目や自分が興味があって進めたい科目などの勉強です。

大半の科目が本屋に行けば参考書があり、それを使って自分で学習を進めることが出来ます。英検や数研などの資格試験もあるので、それでレベル感を把握しながら勉強するということも可能です。

また、インプット(理解・暗記)とアウトプット(演習)という流れも大事になります。

勉強と言うと、教科書、参考書、授業のノートを確認するだけという人はなかなか試験で点数が取れないと思います。

その理由は演習量が不足しているからです。演習=アウトプットです。

理解し、覚えた知識を問題形式の中で確認する量を増やさないと、実際の試験では解けないことも多いです。

そのため、インプット(理解・暗記)とアウトプット(演習)という流れを大事にしてください。

まとめ

今回は勉強においても戦略を持つことの大事さを説明しました。

戦略にも長期戦略と短期戦略があります。

また、その戦略を実行するにも勉強方法を確立しておく必要があります。

こうしてまとめてみると簡単なことですが、大学受験においても、仕事においても、なかなか逐一把握して実行するのは難しいことでもあります。

ですが、高校生段階でこの考え方を理解しておくと、大学進学後、働き始めた後などで自分の力になる考え方になると思います。

 

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