受験勉強をしないといけない!
高校生のみなさんは常に心のどこかにそんな不安があると思います。
でも、世の中にはたくさん塾や参考書がありすぎて、何からやれば良いのかわからないというのが、本当のところではないでしょうか?
塾や予備校を選んだり、参考書を選んだりするのは意外に時間も取られます。塾や予備校に通うにも部活があって決まった時間に通えない!
今日はそんな悩みに応えるべく、難関大学に合格した人の体験談を集めてきました。
東大合格者Hさんのケース
Hさんは都内の進学校に通っていましたが、成績は中位。このままでは東大や国立大学は難しいと思い、高校2年生の夏休みに予備校の夏期講習に参加しました。
普段は部活が忙しくて予備校に通うのは難しいHさんでしたが、夏休みの時間を利用して一時的に予備校に通ったのです。
そして、予備校に通えば講師やスタッフと話せます。普段学校の先生に聞けない話やテクニック、オススメの参考書を聞き、徹底的にそれらを進めました。
ポイントははじめから成績表を持って、「部活が忙しくて普段通えない。長期休暇では講習に参加したいが、3年生の夏までは部活をやらなければいけないので、それまでの勉強を教えて欲しい。」とストレートに相談したことです。
予備校はHさんのニーズがよくわかりましたし、持参した成績表を元に対策を親身に教えてくれたそうです。
そのようにして、部活と勉強を両立しながら、合格をモノにしたケースと言えるでしょう。
予備校を相談の場と割り切って活用した、一例だと思います。
早稲田大学合格者Kさんのケース
Kさんは中位の公立高校に通う部活生でした。高校2年生までは学校の授業以外の勉強はしておらず、模試でも偏差値50〜55程度の成績でした。
高校3年生になったことをきっかけに大学に合格した先輩に影響を受けて、受験勉強を始めました。最初は何から始めるべきか分からず、とりあえず英語の単語帳と、古文の単語帳から始めたそうです。
しかし、一度勉強を始めると暗記できたり問題が解けたりするのが楽しくなり、学校の先生から色々な参考書を紹介してもらい、実際に本屋で立ち読みして選んで、好きなものをどんどんこなしていったようです。
夏休みには予備校の講習に参加し、刺激を受けたことで秋からは予備校に通いました。
しかし基本的には自分の勉強を優先しており、予備校に通ったのは英語と古文だけとのことです。
Kさんのポイントは先生のアドバイスを受けながらも、自分で参考書を選択し、1つ1つ完璧にしながら進めたことと言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回2名の難関大学合格者の体験談を集めてみましたが、2人とも共通するのは「まずはじめに、何からでもいいので勉強に飛び込んでいること」、そして「詳しい人のアドバイスを受けていること」です。
通常の授業や講義だけでなく、勉強する参考書や勉強方法などのアドバイスを的確に受けることが、合格への最短距離だと言えるでしょう。
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