合格者の声 参考書の選び方編 (早稲田大学特集)

教科書

みなさんは普段どのように参考書を選んでいますか?
世の中には多くの参考書がありますが、「これ一冊で、全てが完璧」という参考書はありません。

今回も難関大学を合格を果たした方たちに、受験期にどのような参考書選びをしていたかを聞きました。今回は早稲田大学特集です!

早稲田大学合格 Sさん(法学部)

早稲田大学に合格したSさんは、ほとんど参考書を使わなかったと言います。
元々通っていた塾の宿題がすごいボリュームであったこと、塾や学校で良質な問題集をもらっていたことが大きいと言います。

参考書として使用したのはセンター試験対策系の本。
普段勉強している早稲田大学の形式と違うため、慣れるように何回か演習したそうです。

また、細かい分野別の苦手分野などは、塾の先生に相談することで、問題集の一部や1対1での解説をしてくれたそうです。

早稲田大学合格Yさん(政治経済学部)

Yさんは現役中に部活動が忙しく、浪人をしてから本格的な受験勉強に取り組みました。
予備校に通い、かなりの講座を受講しながら、得点力アップのために参考書も利用して受験勉強をしていました。

Yさんの参考書選びは、普段予備校で受講している講師の参考書を軸に、インターネットの参考書レビューを活用しました。
基本的には自分が受講している講義に近い内容、教え方である参考書を選びつつも、出来不出来はネットの第三者意見を参考にして選んだそうです。

また、Yさんは地方出身であり浪人中までは実家で生活していたため、参考書や問題集をネットで買わないと大きな書店は保護者に車で連れ出してもらう必要があるなど立地的な制約もあったようです。

早稲田大学合格 Tさん(法学部)

Tさんは独学で合格を勝ち取りました。
高校3年生の4月の偏差値は50台中盤とのことで、1年間の独学で逆転合格を収めた例でしょう。

Tさんの参考書選びは徹底したリサーチによるものでした。
自分にとって必要な学力、分野を過去問を使って把握し、それぞれの分野で最も効率の良い参考書を選んだそうです。
効率の良い参考書については、必ず自分の足で書店に出向き、1冊ずつ吟味したそう。

そういったこだわりを持ちつつ、参考書は厳選し、3教科で12冊に収めたそう。
厳選していたからこそ参考書に愛着も湧き、繰り返し同じ参考書をやるのも苦にならなかったと言います。

早稲田大学合格 Yさん(商学部)

Yさんも予備校に通っていましたが、高校3年生まで部活が忙しく、勉強を本格的に開始したのは高校3年生の8月以降でした。

時間が残されていなかったYさんは、予備校で勧められた参考書を徹底的に繰り返し、1科目につき1冊〜2冊を完成させることを重視しました。

参考書はほとんど予備校で勧められたものであり、自分で選ばなかった理由は「全然学力が足りなかったため、そもそもどの参考書が良いのか見当もつかなかった。
解くこと、覚えるに必死で、その参考書の良し悪しは気にならなかった。」と言います。

早稲田大学合格 Tさん(国際教養学部)

Tさんは帰国子女であったため、英語力を活かして英語力重視の入試を目指しました。
受験勉強中では、もちろん英語については良い得点が望めていましたが、予想以上に国語と社会科目(世界史)に戸惑ったと言います。

Tさんは予備校には通っていなかったため、国語と社会の得点力を上げるには参考書が必須でした。
周りの帰国子女の友人、学校の先生に相談して参考書を決めていたそうです。

当時を振り返ると、国語や社会の実力は早稲田大学の受験生の中でもかなり低かったため、あまりつべこべ考えず、教わった参考書でひたすら基礎固めを重視したことが良かったと言います。

早稲田大学合格 Dさん(社会科学部)

早稲田大学に合格したDさんは、予備校に通いながら現役で合格を果たしました。
参考書についてはネットを通じてかなりの知識を持っており、「使わなかったものも含め、たくさん買ってしまった。」という発言通りにかなりの参考書マニアです。

参考書マニアとはいえ、勉強時間には限りがあります。
参考書に詳しくなるよりも、なんとなく選んだ参考書でも何周も振り返った方が力になると、今では考えています。

当時は参考書を批判したり、どれが良かったり、と言った批評に気を取られてしまい、本当に点数を伸ばすための効率的な勉強方法には、あまり気を向けていなかったそうです。
結果的には勉強自体はしっかりやっていたこともあり合格を勝ち取っていますが、当時の自分の教訓を踏まえて、勉強でも何かの活動でも、批評から入るのではなく実行から入ることを心がけているようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
参考書選びは十人十色。
どの方法が絶対に正解というものはありません。
みなさんも合格者の声を理解し、効率の良い参考書選びをしていきましょう!

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