私大・二次にも対応!漢文のおすすめ参考書

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今回は、国語の中でも特に苦手意識を持ってしまう人が多い漢文のおすすめ参考書をご紹介します。センター試験の対策だけでなく、私大・二次対策にも役立つ内容なのでぜひ参考にしてください。

漢文は差がつけやすい科目?

私自身、予備校で塾講師をしていたのですが漢文が苦手だという悩みはしばしば耳にします。そこで、学校でどのぐらい学習しているかを聞くと進学校でも意外と漢文はあまりやらず、どちらかと古文をメインに進めているというところも多いようです。

そのため、発想を変えれば、少し対策をしただけで周りに差をつけやすい科目とも言えます。まずは、苦手な人ほど学校の授業以外にも取り組む時間を設けるようにしましょう。

おすすめの問題集

今回は、あまり漢文に慣れていない人を対象に、旺文社から出版されている「基礎からのジャンプアップノート漢文句法演習ドリル」(三羽邦美著)をご紹介します。

学校のテストから私大対策までカバー!

この問題集では返り点や再読文字、疑問・反語などの学校でも取り組む基本的な句法から、読み方を問われやすい語や意味を問われやすい語など、すぐに試験で得点につながりそうな知識も扱っています。

漢文は私たちが普段使っている漢字で構成されているため、なんとなくのニュアンスは分かることも多いですが、試験で問われるのはニュアンスだけでは分からない、きちんと句法を理解していないと解けない問題です。点数が伸び悩んでいる人は問題演習に入る前にぜひ句法が身についているか、もう一度確認してみてください。

また、この問題集では各句法について例文が記載されています。よく授業で扱う「蛇足」などの例文を用いているため、なじみがあって覚えやすいと思います。ぜひ英語の文法のように、例文でそのまま覚えてみてください。

書き込み式で習ったことをすぐ実践!

この問題集の一番のおすすめポイントは、書き込み式であることです。見て覚えるのではなく、“書き込んで覚えること”を推奨しています。見て覚えるだと、短時間で多くの知識を得られるのでほとんど漢文の句法が身につている人や模試・定期テストの直前などはそちらのほうが向いていることもありますが、まだあまり漢文で点数が取れない人や伸び悩んでいる人は書き込んで覚えてみてください。

実際に手を動かしながら、時には読み上げながら覚えたことは忘れにくくなります。また、覚えたつもりのものでもいざ問題演習になってみると、少し例文とは仕様が異なり、分からなくなることもあります。覚えたらすぐに問題演習して、実践力も同時に鍛えていきましょう。

この参考書を終えたら…

この参考書を一周終えたら、センター試験の過去問にチャレンジしてみてください。今までなんとなく選んでいたものも、根拠を持って選べるようになると思います。また、過去問を解いていて、「やはりまだ知識が定着していないな」と思うところがあったらこの問題集に戻って苦手な分野のみ、効率よく復習してください。

まとめ

私大・二次対策でも扱う題材が難しくなることはありますが、やはり土台となるのは教科書レベル・センターレベルの知識です。まずは、この問題集で基本的な句法を身につけ、そのあと志望校の出題されやすい形式に合わせた演習に取り組んでください。

苦手意識を持ちやすい科目ではありますが、しっかりと取り組んで解法を身につけることで、満点を安定して取ることも可能です。ぜひ時間を設けて取り組んでみてください。

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