ゲーム、マンガ、スマホ。
世の中は楽しいもので溢れています。中には友達や家族と一緒にハマっていて、
それもあってなかなか辞められないと感じている方もいると思います。
しかし、それらに時間を取られていては受験に失敗するのは言うまでもありませんね。
しっかり対策していきましょう。
Contents
まずは、趣味に費やしている時間を知る
スマホを利用しないもの
印刷物ベースでマンガや雑誌を読む学生、ゲーム機やゲームセンターで遊ばれている学生は、スマホやタイマーで時間を計り、記録してみましょう。そして、家庭や塾での勉強時間と比較してみましょう。
息抜きも大事なので、1日30分~1時間程度でしたら問題ないかもしれませんが、
1日トータル1時間半以上も使っているようでしたら確実に受験勉強に支障が出ています。
それらの利用には制限時間を設け(タイマーやスマホのアラームで管理)、普段は手の届かない場所に置くなど工夫しましょう。
布をかける等で、物理的に目に見えないようにするのも効果的です。
「何時から何時までならOK」とし、自分ルールを設けて習慣化する手もあります。
「平日は1日30分まで。週末のみ1日2時間までOK」等と決めるのもいいと思います。
スマホを利用するもの
ゲームやマンガアプリ、YouTube、SNS等は、人との連絡手段にも使えるスマホで利用できてしまうサービスなので、どうしても無意識に時間が取られてしまいます。
これらスマホで利用するものについては、実は簡単に利用時間の確認が可能なのです。
iOS(iPhone)にはスクリーンタイムという機能が予め備わっており、アンドロイドではQuality Time等のアプリで確認可能です。
iOSのスクリーンタイム
まず、設定画面から「スクリーンタイム」を選択します。
休止時間→曜日毎に、画面を見ない時間帯を設定。その時間帯では許可したアプリ及び通話機能のみ利用可能。
App使用時間の制限→すべてのアプリ、あるいはアプリの種類ごとに、1日に使用できる時間を自分で設定。制限時間の5分前に通知。例えば「ゲームアプリを30分使用」と設定すれば、25分経過時に通知が表示され、30分経過すると使用が制限されます。
常に許可→上記2種類の制限から免除されるアプリを指定できます。「すべてのアプリ」を指定して制限しつつ、勉強系のアプリのみ無制限に利用したい場合などに有効です。
スクリーンタイム・パスコード→制限内容の設定変更や、その日の制限時間の延長について、パスコードの入力を必須にすることが出来ます。どうしても我慢できない方は、ご家族にパスコードを設定して頂き管理してもらいましょう。
アンドロイドのアプリ「Quality time」
このアプリでは、各アプリの利用時間の確認が出来るほか、時間帯を設定して特定のアプリ以外を使えないようにするモード(通知も停止)も存在します。ただし、日ごとで使用時間の上限を設けるような機能はないようです。
ほかにもアプリは複数ございますので、合わないようでしたら色々調べてみましょう。
特に危険なアプリ
ゲーム系アプリは危険
ただでさえ時間を忘れてプレイしてしまうのがゲームですが、その中でも一際危険なのが「スタミナ(ゲームごとにそれぞれ呼称が異なる)」の概念を有するスマホゲーム。
スタミナといったものはゲーム内で活動するための数値であり、時間経過で回復するものの、上限があります。それゆえ、半日も放置していると全回復して溢れてしまう等の懸念もあります。効率的にゲームを進めるには「一定時間ごとにプレイしないと損」と感じてしまい、1日に何回もゲームアプリを開き、スタミナを確認し、ゲームをプレイすることが義務のようになってしまいます。
そういった類のゲームを楽しむことを否定するわけではありませんが、皆さんの有限な時間や注意力を、特定のゲームに費やすのは勿体ないです。また、課金を推奨するような仕組みも存在し、ご家族の負担になったり、家族内での問題にも発展しかねません。
可能であれば、バックアップを取ってアンインストールしてしまいましょう。
(私は面倒くさがりやなので、そういったゲームはすぐに嫌になって飽きてしまいます)
SNS(Twitter、line)への依存も危険
常に人や情報と触れていたい気持ちは分かります。時には友達同士励ましあうのも大切です。
しかし、それらに依存している時間は本当にもったいないです。スクリーンタイムやQuality timeを活用し、計画的に利用しましょう。
まとめ
何気なく娯楽に時間を費やしがちな学生さんや、スマホを常に触っていないと不安な学生さんは、まずは自分がそれらにどれだけの時間を費やしてしまっているかを把握しましょう。
そして、現状を理解した上で、娯楽やスマホとの付き合い方を考え直してみませんか?
受験が終わるまでの辛抱です。