皆さんはマークシートの塗り方を試行錯誤したり、意識したりしたことはありますか?
何となく気にはなっていても、対策していない方が多いのではと思います。
例えばセンター試験(英語・2019年)の筆記は80分54問、TOEIC(L/R)はリスニング45分100問、リーディングは75分100問あります。
1問塗るのに1秒かかるのと3秒かかるのとでは、54問のセンター英語で約2分の差、TOEIC200問で約7分の差が生じます!
この差分で解き切れなかったり思考時間が足らずに正解出来なかったりし、実力以外の部分でライバルに差をつけられてしまっては勿体ないですよね。
今回は、マークシートの塗り方を再確認しておきましょう。
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自分がマークシートを塗るのに要する時間を把握しよう
もう使わない問題集のマークシートや、使用済みのマークシートの塗りつぶしていない部分等を用いて、10個塗りつぶしてみましょう。マークシートの形状は様々ですが、センター試験やTOEICで使用されている縦長の楕円のものを準備しましょう。
実際に時間を計ってみて、1つあたり平均何秒かかったかを記録しましょう。
マークシートを早く塗るコツ(縦長楕円のもの)
マークシートの形状、塗り方は色々ありますが、縦長楕円のものについては、「の」の字を書いてから塗りつぶすことで効率的に塗りつぶすことが可能です。
まず中心に縦線を引き、右回りでマークの縁を塗ります。その後、白くのこった部分を塗ります。
ちなみにマークシートは多少はみ出しても問題はありませんので、気にせず解き進めましょう。
ただし、マークが薄すぎると読み取れない可能性がありますので、手に負担のかからない程度にしっかり塗りましょう。
実際にこの塗り方で計ってみて、今までの塗り方で塗った場合の時間と比較してみましょう!少しタイムが縮んだのではないでしょうか。
横長楕円のものは?
横長楕円のものについては、マークシートを90度回転させてから塗ると縦長楕円のものと同じ要領で非常に早く塗ることが可能です。
えんぴつ、シャープペン、シャープペンの芯毎に塗り心地が異なる
鉛筆やシャープペンによっても、塗り心地やスピードが異なります。自分にベストなものを早い段階で見つけ、複数購入しておきましょう。
鉛筆は先が丸くなってきて塗り方が安定しないので、個人的にはマークシート用のシャープペンをお勧めします。
まとめ
・縦長楕円のマークシートを塗る際は「の」を書いてから残りを塗りつぶす。
・自分に合ったベストな筆記用具を準備
いかがでしたでしょうか。過去問等を説いている中で「解答時間が足りない」と感じている方は、時間配分や学力向上のみならず、マークシートの塗り方、筆記用具も見直して万全を整えましょう!