勉強効率を最大にする「計画の立て方」とは?!

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大学受験本番までにできるようになっていないといけないことはなんでしょうか?
もちろん、入試問題を解けるようになることです。
では、入試問題を解けるようになるためには何をすればいいのでしょう?
暗記事項を覚える、問題を解きながら解法を身に着ける、過去問を使って傾向を知る…など、やらなくてはいけないこともある程度明確になってきているのではないでしょうか。

あとはそれを実践するのみですが、ここでつまづいてしまう人は意外と多いです。
その原因はどこにあるのでしょう?
計画は立てても実行できないというケースもありますが、そもそも「計画の立て方」に問題があるかもしれません。
では、どうすれば正しい勉強計画を立てられるのか考えていきましょう。

ゴールから逆算して長期計画と短期計画を立てる

まず、勉強の計画を立てる上で必ず持っておいてほしい意識は「勉強の『結果』をベースに計画を立てる」ということです。
つまり、「いつまでに数学を毎日3時間やる」というような計画ではなく、「いつまでに問題集を○ページ終わらせる」「次の模試で○点をとる」といった計画にするといいと言われています。

大切なのは勉強時間ではなく「できるようになったかどうか」なので、まずは自分の現状と最終的なゴールのギャップを把握して「できるようになるべきこと」を明確にしましょう。

例えば、英単語を全く覚えられていない(現状)ので持っている単語帳の90%の単語は完璧に覚えた状態にする(できるようになるべきこと)ために単語帳を3周(具体的な内容)する、などです。
それが決まれば、あとはそれに時間軸を加えれば計画になります。

長期計画:短期目標をはさみこむ!

計画の立て方の鉄則は、「マクロからミクロへ」つまり、大きな枠組みから先に決めて、細かい部分は後で決めることです。
長期計画とは、現在地から目的地までがすべてのっている地図のようなものです。
これがないとどの方向に進めば目的地にたどり着けるのかの見当をつけることもできません。

受験勉強の計画でいえば、現状と最終目標のギャップを埋めるために必要な勉強をおおまかに決めてからそれをいつまでに終えるかを決めましょう。
このときにゴールから逆算して考えることがとても重要で、入試本番の日にちはもう決まっていて動かせません。
だとすれば、いつまでに過去問を解き始めないといけないか、過去問を解くために必要な知識はいつまでにインプットしなければいけないか、なども論理的に決まってきます。
詳しいことはこの記事では言及しませんが、様々な目安は調べられると思うので確認してみてください。

おすすめなのは月単位の計画、特に模擬試験をひとつの切れ目として計画を立てることです。
受験本番だけしか目標がない状態ではなかなか自分の状況がつかみにくく、モチベーションも保ちづらくなります。
そこで模試を活用しましょう。

模試のたびにそこまでの自分の勉強をふり返り、計画が達成できているかどうかを見ていくことが大切です。
計画は「完璧に守らなくてはいけないもので、達成できなかったらそこで崩れる」ものではありません。
うまくいかないことがあっても修正できるかどうかで明暗が分かれるといってもいいでしょう。

短期計画:1日単位におとしこむ!

1年から1か月スパンの長期計画が立ったら、それを実行可能なレベルに落とし込むための1週間から1日単位の短期計画を作ることが必要です。
短期計画は現在地周辺の地図のようなもので、長期計画だけ立っていてもどのように進めばいいかわからない状態のままです。

これを決めるときにも、必ず「結果ベースの目標」をたてるようにしてください。
その週、その日でどれだけのことができるようになるのかということを考えながら。
受験本番まではとても長いように見えますが、結局は毎日の勉強の積み重ねの延長線上にあるにすぎません。

毎日の勉強をなんとなくで決めてしまっていては目的地まで最短距離を走っていくことはできません。
自分にいま必要な勉強は何なのかということを考えながら短期計画を立てましょう。

とはいえこのステップに苦戦する人は多いと思いますので、ちょっとしたコツを紹介します。
それは、まず時間がかかる、いわゆる重いものを先にどこでやるか決めてしまうということです。
例えば、数学が苦手で毎日青チャートを20題解くという計画を立てたとしたらそれを一日のうちどこでやるかをまず決め、そのあとに単語帳をやる時間を決めるなどといったやり方です。
これを守れば、時間がかかるものを後回しにしてしまうというありがちなミスはかなり解消されるはずです。
ぜひお試しください!

まとめ

いかがでしょうか?
「計画を立てて勉強しなさい」ということはよく言われることですが、なかなか正しい計画の立て方を身に着けている人は多くありません。
この計画の立て方は、受験勉強にはもちろんのことその先の人生においても必ず有用な能力になってきます。
受験勉強を通じて正しい計画の立て方、計画の守り方を身に着けられるといいですね!

 

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