多くの受験生が苦手とする英作文の勉強で使えるコツを紹介します。
英作文の基本的な型を身につけること
これは英作文の参考書等をなんでもいいので一冊買えば得られる知識です。
受験英語においては英語圏でネイティブが使うような英文を書く必要はなく、あくまで文法的に合っているか、趣旨は伝わっているかということをメインで採点します。
真偽の程は定かではありませんが、予備校教師の中には英作文は「減点方式」を採用しているとする方もいます。
したがって、変に文をかっこよくしようとして間違った英文を作るくらいなら、かっこ悪くても一番シンプルな文を作るのが無難です。
そんなシンプルな文の基本形をまずは練習しましょう。
アイデアは日々の勉強にあり
英作文はアイデア勝負だと思う人もいるかもしれません。
自分の意見を英語で述べなさいと言われても、そもそも意見の時点で頭を悩ましてしまう・・・といった経験をした人は少なくないと思います。
そんな人は、いざ問いを前にしてイチからアイデアを練るのではなく、使える英文をあらかじめためておく、もしくはその意識で普段の勉強に取り組むことをおすすめします。
具体的な勉強法としては、英作文用のノートを用意し、日々英語の勉強に取り組む中で使えそうな文や意見が出てきたらメモしておきます。
最近の新聞では英語の記事を載せているものもあり、そこからメモするのもよいですね。
英作文の内容に悩んだときはそうしてたまったアイデアの中から使えそうなものをピックアップします。
もちろん試験本番でノートを見直すことは出来ませんので、例文を覚える気持ちで軽く暗記できるとなおよいですね。
例えば、日本の抱える問題点は?という問いに対し、実際は経済格差だと感じていてもそれを英作するのが難しいという状況になったとします。
そこでたまたまテスト前日に読んだ英文が日本の高齢化問題を取り扱っていたとして、しかもその英文を覚えていたとしたら、実際の考えとは違っていたとしても高齢化問題で英作文をした方が得点につながりやすいでしょう。
志望校の過去問研究をする
一口に英作文といっても文章の要約、意見を述べる、短文補完・・・・とその出題方法は挙げたらキリがありません。
そこで志望校の過去問をだいたい10年分は遡り、問われる形式を知っておくのも英作文攻略のコツです。
もちろんどんな形式で問われても応えられる力を付ければよいといわれればそれまでですが、どうしても英作文が苦手という人は試してみてほしいです。
添削してもらうこと
英作文で一番大切なのはなんといってもとにかく書いて慣れることです。
書いているうちに自分の英作文の型というものが身についてきます。
一方で、英作文は一部を除いて答えが無数にあるため自己採点がしにくいです。
加えて時制やスペルチェック等自己採点では見落としがちな点も多くあります。
そこで、学校の先生や親、もしくは塾の先生等、出来る人に添削をお願いするといいです。
当然レベルが合えば友達同士でもいいでしょう。
他人の目で客観的に評価してもらわないと気が付かないことも多々あるので、初めは恥ずかしいと思いますが人に見てもらいましょう。
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