集まって友だちと勉強するというのは、小学生から大学生あたりまで年齢を問わずによく見られる光景です。この勉強会は有効に使うことが出来れば良いのですが、正直デメリットも多いと言えます。
デメリットを理解することで、その様なダメな勉強会を減らし、時間の無駄を減らすことが目的です。
Contents
デメリット
- 勉強しないで話してしまう
- 教える側には時間の無駄
- 時間を合わせる必要がある
勉強しないで話してしまう
これを防ぐためには、その勉強会での目的を明確にすることです。
お互いの目的を理解していれば相互に監視することも可能です。勉強することを目的に集まっているのですから、時間を無駄にするような行為は厳しく注意しなければいけません。
話し合いの中で、学生に限らず、大人でもついつい無駄な話をしてしまうとか、必要な話から脱線してしまうということがよくあります。
場を温めるという意味で、この様なアイスブレイク自体は必要ですが、アイスブレイクが本題になるとそれは仕事や勉強ではなくなってしまいます。
不必要に無駄な話や脱線を防ぐためには、勉強会の参加者が自分の目的を設定して理解していることが非常に大事になります。
目的を理解してそれを順守することを意識していれば、無駄話や脱線から帰ってくることが出来ます。
この様に意識を持っても、なかなか話すことを止められないという人もいるかと思います。
その場合、勉強時間、質問時間、休憩時間を予め設定することが大事です。
この設定の欠点として、全く分からない場合はそもそも質問だらけになってしまうということです。そのレベルの場合、友人に教えてもらうという程度を超えているので、勉強会で何とかしようと思うのは避けましょう。
教える側には時間の無駄
これを防ぐためには、参加者にメリットがあるものにすることです。
勉強会を開いてみたはいいものの誰かが教えるばかりで、その人が勉強できていないという場合があります。
その人が講師役になって教えるということが最初から決まっていた場合には良いのですが、意図せずこの様な形になるとその人にとっては時間の無駄です。
教えることで自分の知識を再確認できるという意見もあるのですが、それはその人がしたい場合にするものであって、勉強会という場でするものではありません。
参加者はそれぞれが自分の時間を割いて、一つの場所に集まって勉強をしているのです。特定の誰かだけが不利益を被るような方法は避けましょう。
自分が教える立場になった場合
時間の無駄なので、即座に参加を止めましょう。
好き好んで教える立場になった場合、問題はありません。ですが、意図せずその様な立場になってしまい、自分の勉強を圧迫していると感じたら、即座にその様な勉強会に参加するのはやめましょう。
誰かが教える立場になった場合
非常に不公平なので状況の改善をしましょう。
1.その人から勉強方法や使っている参考書を教えてもらい、自分で勉強できるようにしましょう。
2.参考となる情報が教科書、参考書のどこになるか聞いておき、自分で調べる。そして、調べた結果、分からないところから説明をしてもらう。
3.他人の足を引っ張るだけだからやめる。
なかなかこの様な状況になったと気が付くのは難しいかもしれませんが、そういう周囲の状況に気が付いて対処できるようになることも一つの勉強です。
自分が教える立場になった場合
誰かが教える立場になった場合を自分の側から提案することになります。
繰り返しになりますが、即座にこの状況を解消するように動きましょう。
自分だけが不利益を被っていて、他の参加者は得をしているとなかなか状況の改善に踏み切るのは難しいかもしれません。
ですが、仮に自分がその様な立場になってその状況が続くのが嫌であれば行動を起こすべきです。
ボランティアでやっていることなので強制されるいわれはありません。しっかりと教えて欲しいなら、教師に聞くか、塾にでも行けば良い話です。
時間を合わせる必要がある
時間と場所のセッティングが手間ならやらない。
勉強会の目的を考えた時に、セッティングに手間がかかるようではその時間は無駄です。自分で勉強して分からないところを教師に聞きに行く方が手っ取り早いです。
人それぞれ活動できる時間は異なります。仮に参加者の活動でき時間が大きく異なる場合、状況をセッティングするだけでも時間がかかる場合があります。
放課後のちょっとした空き時間や休み時間であれば、それほどセッティングに手間は無いでしょうが、必ずしもその様な状況ばかりではないはずです。
まとめ
デメリット
- 勉強しないで話してしまう
- 教える側には時間の無駄
- 時間を合わせる必要がある
勉強会というと凄く聞こえは良いのですが、個人個人の実力差、時間を合わせるなどを考えると効果的に勉強会を行えない場合があります。
そのため、上記の様なデメリットに当てはまる場合、どの様に回避すべきかということを紹介してきました。
時間を浪費するのは非常に簡単なので、そうならない様に注意していきましょう。