高校1年生、2年生のみなさん。まずはこの記事を読んでいることが立派です!
いきなり褒めてしまいましたが、理由は何にせよ大学受験に対して余裕がある時期から、情報収集をする姿勢は素晴らしいです。
そんなみなさんのために、ここでは高校1年生、2年生の時期に受験勉強として取り組んでおくべきポイントを紹介します。
①高校2年生の間にセンターレベル
いきなり難しいことを書きました。
高校2年生の間にセンター試験で8割、得意科目は9割取れる実力を身につけましょう。
センター試験で8割というのは、難関大学の入試でも4〜5割の得点が期待できる数値です。
高校1年生や2年生の頃は、まだ部活も継続しており忙しい日が多いと思います。
しかし受験生になったからと言って、急に1日の時間が2倍や3倍になるわけではありません。
少なくとも1科目、できれば英語、数学、国語で8割以上の得点が取れるようになれば、高校3年生になったときに基礎の基礎からやり直したり、主要科目のセンター対策に翻弄されることはなくなります。
その分、2次試験の対策に思いっきりぶつかれるので、早期に得点アップや実力向上を実感できることと思います。
②副教科の範囲を一周する
ここで副教科と呼ぶのは、社会や理科などの英数国以外の科目です。
普通に学校に通うと社会や理科の範囲が終わるのは、高校3年生の秋になります。
学校によっては冬にギリギリ、という話も聞くくらいです。
そんな直前期に範囲が終わっても対策はできません。
ですから高校3年生になるとみんなこぞって塾や予備校に通うのです。
しかし!
塾や予備校も授業は4月から始めます。
社会や理科もかなりボリュームがありますから、いくら効率良く講義をしてもらえたとしても、範囲が終わるのは結局秋以降になってしまうのです。
ですから、先手を打って高校2年生の間に社会や理科の範囲を終わらせておくことに絶大な効果があるのです。
③明確な志望校と志望動機を考える
①や②も大変なことですが、やはり実際の受験生に比べれば、まだまだ余力があるはずです。
そんなときに考えておきたいのが、志望校と志望動機です。
受験生本番を迎えれば、成績が伸びなかったり結果が出なかったりしてモチベーションが下がるシーンもあります。
そんなときに自分を支えるのは自分自身しかいないのです。友達や保護者の方が、代わりに勉強することはできません。
そして、自分で自分を支える原動力になるのが、志望校と志望動機です。
「この大学に行きたい!」という強い気持ちが、みなさんを支えてくれることでしょう。
まとめ
高校1年生や2年生の時期は、周りも受験勉強を開始しておらず、比較的孤独な戦いとなりがちです。
しかし受験勉強は時間との戦い。フライングなどというルールは存在しません。
今すぐ勉強を始めて、志望校合格を勝ち取りましょう。
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