カラフルノートは要注意!受験勉強のノートの正しいまとめ方とは?という記事で、ノートの用途について紹介をしました。
今回はその内容を更に付け加える形でノートの取り方を紹介していきます。
Contents
ノートの用途
ノートの用途は自分の勉強の理解を助けることです。
そのために、必要なことを書き、見直し、覚える必要があります。
この様な「流れ」は高校に入る前から、そして高校を出た後でも使うことになります。
学生がノートを取るとなると、多くの場合、授業の内容だと思います。ですが、学生でなくなると、与えられる情報から自分が必要だと思うことを取捨選択してノートにとる必要が出てきます。
ノートとりで情報をもらさず書けたり、うまく情報をまとめることができる人は学生でなくても非常に重要な能力となります。
ノートの内容
ノートの内容は大別して2つあります。
授業内容
→学校の授業内容
→塾・予備校の授業内容
問題練習
読んで字のごとくなのですが、授業を受ける時に取るノートと自分で問題練習をする時に使うノートです。
そして、授業内容のノートは更に2つに分かれます。1つは学校の授業用のノートで、もう1つは塾・予備校用のノートとなります。
勿論、これは学校、塾・予備校でどのような授業をしているのか、教師・講師がどのようなノートを希望しているのかで変わります。
授業内容の詳細
教師・講師のポイントと自分が気が付いたことが超重要
板書→教科書の内容→教科書の内容の解説
板書→教科書の内容→教科書の内容のまとめ
板書→教科書の内容に対する教師・講師のポイント
雑談
気が付いたこと
授業を受けていてノートに取るべき内容は、上記の5つにまとまります。
その内、下線太字の項目は非常に重要です。
何故、「板書→教科書の内容に対する教師・講師のポイント」と「気が付いたこと」が重要なのかというと、自分で教科書や参考書を読んでいるだけでは得られにくい情報だからです。
それ以外の情報は基本的に教科書などに書いてあるか、不要な情報かのどっちかになります。だからと言って、ノートに取る必要の無い情報というわけではありませんが、情報の重要度としては教科書など持っている教材に書かれているものと、教師・講師が示したポイントと自分が気が付いたことの方が重要度ははるかに高いということです。
ノートの取り方
十分な余白
よく言われることではありますが、余白を十分に開けた方が良いです。
余白を十分に開ける理由としては、復習をする時に書き込むためです。また、同様の目的を達成するために、付せんなどを利用しても良いでしょう。
何を書き込むかというと、復習をした時に気が付いたこと、補足事項などです。
ポイントは強調
過度なカラフルさは時間の無駄ですが、必要な部分は強調した方が分かりやすさが向上します。
基本的に以下の部分が強調すべき部分となります。
見出し
重要な部分(教師・講師が重要だと説明した部分、教科書の太字)
分かりにくい部分
気が付いたこと(自分の感想でも可)
教師・講師の板書が余程不出来だったり、それに従わないで書いているのでない限り、「見出し」と「重要な部分(教師・講師が重要だと説明した部分、教科書の太字)」について強調するのを忘れるということは無いかと思います。
「見出し」を強調するのは単にノートのどこに何が書いてあるかを分かりやすくするためです。
「重要な部分」はその単元で覚えるべきことで、テストで出やすい部分でもあります。
さて、「分かりにくい部分」と「気が付いたこと(自分の感想でも可)」は上2つの様にそもそも重要なこととは異なり、自分の主観的なものとなります。
各科目1冊
内容を理解出来ればどのような書き方でも構いませんが、基本的に科目をごちゃまぜにしないで各科目1冊とした方が良いでしょう。
問題練習の詳細
これはひたすら問題練習をするためのノートです。
後の参考にもするために、少しだけ使い方を工夫する必要があります。
・ノートは使い切る
・間違った結果は残す
・切りのいい所でデータまとめ
ノートは使い切る
勉強はインプットだけでは内容の理解が進みません。インプットした内容を問題形式などで確認する必要があります。
そのためにアウトプットの量が多くなります。問題練習をすると決めたのであれば、用意したノートをしっかりと使い切る位練習しないと身につかない位の覚悟は必要です。
間違った結果は残す
問題を解いて答え合わせの時に、自分の解答を消して修正してはいけません。
自分の解答は必ず残すことを心掛けてください。
ミスをした結果というのは見たくないものですが、自分がどのようなミスをするかを把握することが非常に大事です。
自分のミスの傾向を把握すると、今後の勉強で、テストでケアレスミスを防ぐことができます。
切りのいい所でデータまとめ
また、間違った結果は残した結果、単元別に正解率やどの様な傾向の問題が得意か不得意かの把握に役立てることができます。
せっかく時間をかけて勉強しているのだから、その結果をしっかりと分析して、今後の勉強に役立てないと無駄が多くなります。
ノートの用途の「見直し」とは、この様な結果の見直しも含みます。
まとめ
ノートの用途、ノートに書くべき内容について紹介しました。
分かっていることも多かった記事だと思いますが、一度自分のノートの取り方を見直してみると勉強の効率が上がると思います。
高校生という時間を無駄なく使うためには、なるべく効率を向上させることが非常に大事です。