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「勉強しなくちゃいけないんだけど・・・、なんだか気分が乗らない」
モチベーションが上がらないとき、どうしますか?だらだらして時間が過ぎていくのはもったいない。それはわかっているけど取り掛かれない時、受験までの限られた時間を有効に使っていきたいけど、どうしたらよいかわからない時、一緒に考えてみましょう。
「勉強をさせられている感」が強いと、毎日毎日は続きません。他のやりたいことをすべて我慢してやっているという気分ではモチベーションがあがりません。まるでゲームを展開していくような達成感を得ながらどんどんすすめていけると理想ですよね。
私は「スーパーマリオ」、「ポケモン」、「ちょこっとランド」、「ドラゴンクエスト」など様々なゲームにはまりました。キャラクターが毎日ちょっとずつ強くなっていくそんな感覚が嬉しくて、時間が有れば画面を開く習慣ができてしまいました。
受験ではいかに自分のモチベーションが維持できているかがキーポイントです。
①予定はざっくりと、目標設定は低めにたてる
ゲームをするときに細かい予定を立てる人はいません。「スーパーマリオ」ではピーチ姫をクッパから助けるという最終目標がありました。「ポケモン」ではポケモンリーグで勝つことが最終ゴールです。
しかし、まずは今あるステージをクリアすることしか考えていないはずです。大きな目標は持ちつつも、日々の学習はステージクリアの積み重ねです。そこに到達していないからといって落ち込む必要もありません。少しずつ前進をして、進み具合を実感し、ゲームを展開させていけばいいのです。
②自分の進度をわかるようにする
ゲームを例にあげましたが、自分がどの位置にいるのか把握することは、志望大学合格ゲームを展開する上で重要です。
まずは、使う教材をレベル分けしましょう。クリアしたら、次のステップに進むのです。そして、教材と自分のカレンダーにクリアできた日付を入れましょう。前回クリアできなかったところがクリアできたと確認できるからこそ楽しいのです。
私は英語の過去問題を解くのが好きです。難易度が易しめの大学からスタートしていきます。途中、難易度の高いものと出会います。その時できなくても、とりあえず3回くらい読むだけ読んで、単語を調べたり質問をしたりして、日付をいれて保管しておきます。またしばらくしてから同じ物を解きます。そうすると以前すらすらと読めなかった長文が、単語も調べてあるし、ネイティブに質問してもよくわからなかったところももう一度読むことによって理解できるようになることがあります。
以前よりも、少しでも前進している感覚に達成感を感じるのです。
③最初のゲームスタートは、座ってみること
リビングでスマホをしたり、キッチンをうろうろしたりしても何も始まりません。そういう時、「あえて机に向かう」という行動を試みてください。そうすると机の上においてある本が気になったら、パラパラとめくってみましょう。めくっているうちに、気になるページと出会ったら、なぜか不思議と読んでしまったりするものです。そのまま気分が乗ればラッキーです。
「座ることができた!」
まずは座ってみましょう。
④自習室、ドーナツショップやカフェ、図書館を活用しよう
私は自分の部屋で勉強ができない人でした。手鏡を見たり、机の引き出しを開けて懐かしいアイテムを出してきたりして(笑)はかどらないタイプでした。そういう時もあります。では、思い切って場所を変えてみませんか?塾や図書館などの自習室、ドーナツショップ、カフェなど近くにありませんか?
リラックスできるのはカフェです。コーヒーを飲みながらパソコン作業をしている人が結構いたりして、コーヒーの香りにつつまれ、周りを見渡せば同じような人がいるところで勉強を始めるというのも良い刺激です。
特に英作文のような文章を作成したりアイディアを出す作業は、ある程度の雑音と他人の動きがあるほうが逆に集中できるので、カフェにいる時にぜひ試してみてください。
ただし、一口で食べにくいものは手が止まってしまうので、注文しないで下さい。(笑)手が汚れないような小さな物が良いと思います。頑張った後のご褒美ならいいですけど。
⑤筆箱の中にお守りをいれてみよう
尊敬する人や好きなアイドル、かわいい動物の写真など、自分を癒してくれるものってありませんか?そういうアイテムをお守りとして筆箱に入れてみましょう。お勧めは、お守りそのものです。
私が人生を振り返ってみると、「学業成就」とか「合格祈願」のお守りは、受験生ならではのアイテムでした。それ以降の人生にはほぼ無縁ですから。この時期限定とあれば、1つは持って願掛けしてみたいと思いませんか?
⑥言霊(ことだま)
さて、最後に少しスピリチュアルなものに触れてみたいと思います。
英語でspiritualとは「霊的な」、「精神的な」、「魂が動かされる」、「超自然的な」という形容詞です。
「見えないけど存在する魂を動かす大切なもの」
私たちは言葉で喜び、言葉で傷つき、怒ります。言葉には大きな力が宿り、運命を変えるほどの効力があるという考え方がが「言霊」です。言葉によって、良い意味で脳を騙すこともできるではないでしょうか?
特に日本人は「口にした言葉は現実化する」という考えを持った民族なんだそうです。その証拠に生まれてきた赤ちゃんに名前を付ける際、親は願いを込めて、意味を考え漢字をあてます。名前の種類が非常に多い日本人に対して、例えばアメリカ人場合、聖書から引用してくることが多いので、同じ名前が多く、日本人のように新しくあみ出したりしないので種類は少ないそうです。
「揚げパン」、「カツどん」、「オクトパス」、「キットカット」といえば、駄洒落です!そんなもの食べて運命が変わるわけがないと普通思います。しかしながら「運気を上げる」、「勝つ」、「合格する」、「きっと勝つ」、そうなりたいと強く願って食べることによって、スピリチュアル的な力が作用するのは本当なんじゃないかなって、ちょっと信じています。
ポシティブな「言霊」を発して、その効果を手に入れてください。
⑦そして言葉と共に実際行動しましょう。
「言葉と共に行動を起こす」ということは、五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)を刺激します。そのエネルギーが強ければ、その現実を実現したいと潜在意識に働きかけます。潜在意識に刷り込むことで毎日の行動が変わってきます。
例えば、行きたい大学のキャンパスを見に行くと、実際自分の目で見て、音を聞いて、場の雰囲気を肌で感じて、ここに入学したいと思えば、おのずとやる気スイッチがオンしますよね。
自分の場合だと、高級車?!(いや普通の車ですが)を試乗しにいって、実際乗ってみると新車のにおいやシートの乗り心地がよくて、脳が刺激され、「仕事、頑張ろう!」という、サクセススイッチが強制的にオンします。
モチベーションの上がらないとき、ぜひspirt「精神=魂を動かす大切なもの」を感じてみてください!