センター試験の第1問には単語のアクセント問題が出題されます。アクセントには規則性がありますが、遠回りの様に思えても一つ一つ覚える方が結局覚えられると思います。
以下に、3つのパターンのアクセントについて記しましたので、参考にしてください。
Contents
☆センター試験の第1問にでそうな単語を集めてみました☆
上述の通り、ルールや規則性は確かにありますが、自分の経験から言うと、時間がかかっても1つ1つ発音しながら覚えることが一番自然で楽な方法だったように思います。
ノートに、①第一音節にアクセントがくる単語、②第二音節にアクセントがくる単語、③第三音節にアクセントがくる単語、というようにまとめてみましょう。
もしくは、すらすら読めるまでの間このページをお気に入り登録して音読を繰り返してみて下さい。気の向いた時に音読するだけでよいのです。時間をかける必要はありません。
大切な時間は英文法や長文に使ってください。しかし、長文読解中にこれらの単語と出会ったならば、抑揚をつけておおげさに発音してあげてくださいね。
①第一音節にアクセントがくる単語
at-mo-sphere「大気」
an-ces-tor「先祖」
ap-par-ent「明白な」
com-fort「慰める,楽にする」
com-merce「商業,貿易」
con-cen-trate「集中する」
cul-ti-vate「耕す」
dif-fer「異なる」
dip-lo-mat「外交官」
ed-u-cate「教育する」
ef-fort「努力」
fa-ci-nate「魅了する」
fam-ine「食料不足」
fe-male「女性」
mech-a-nism「機械装置」
pre-face「序文」
proc-ess「過程」
prod-uct「生産する」
rec-og-nize「認識する」
sat-is-fy「満足させる」
suf-fer「(苦痛・罰などを)受ける」
sur-face「表面」
tem-pera-ture「温度」
ul-ti-mate「最終の」
ig-no-rant「無知の」
in-fa-mous「不名誉な」
in-fi-nite「無数の」
im-pulse「(心の)衝動」
②第二音節にアクセントがくる単語
ad-mire「~に感嘆する」
al-low「許す」
bam-boo「竹」
ca-nal「運河」
ca-the-dral「大聖堂」
cou-ra-geous「勇気のある」
con-cise「(ことばなどが)簡潔な」
de-ci-sion「決定」
dis-trib-ute「配る」
en-deav-or「努力する」
ex-treme「極度の」
fa-tigue「疲労」
lux-u-ri-ous「贅沢な」
ne-glect「怠る、怠慢」
oc-cur「起こる」
of-fi-cial「公務員」
pre-fer「むしろ~のほうを好む」
sur-pass「上回る」
with-in「以内で」
③第三音節にアクセントがくる単語
ad-van-ta-geous「有利な」
em-ploy-ee「雇われ人」
en-ter-tain「楽しませる」
en-gi-neer「エンジニア」
gen-er-os-i-ty「気前のよさ、寛大」
guar-an-tee「保証」
in-ter-fere「妨げる」
in-ter-rupt「中断する」
per-se-vere「根気強く遣り通す」
rec-om-end「推薦する、勧める」
rep-re-sent「代表する、表わす」
un-der-stand「理解する」
☆カタカナになる英単語、外来語はよく出題されます☆
その理由は日本語の場合とアクセントが異なることが多いから出題されるのでしょうね。カタカナ英語が出題されていたら、アクセント位置が日本語と違うのではないかとまず疑ってかかってよいでしょう。
④第1音節にアクセントのくるカタカナ英語
ac-cess「アクセス」
al-co-hol「アルカホール(アルコール)」
al-pha-bet「アルファベット」
am-a-teur「アマチュア」
av-er-age「アベレージ」
bal-ance「バランス」
bal-co-ny「バルコニー」
boycott「ボイコット」
buck-et「バキット(バケツ)」
but-ton「バタン(ボタン)」
cab-bage「キャベッジ(キャベツ)」
cal-en-dar「カレンダー」
cat-a-log「カタログ」
cap-sule「カプセル」
chal-lenge「チャレンジ」
choc-o-late「チョコレト(チョコレート)」
com-ment「コメント」
del-i-ca-cy「デリカシー」
dam-age「ダミジ(ダメージ)」
dem-on-strate「デモンストレート」
del-i-cate「デリケット(デリケート)」
e-qual「イコール」
el-e-va-tor「エレベーター」
en-er-gy「エナジー」
ex-pert「エクスパート(エキスパート)」
im-age「イミジ(イメージ)」
in-ter-val「インタバル」
la-bel「レイベル(ラベル)」
man-ag-er「マニジャー(マネージャー)」
mod-ern「モダン」
ol-ive「オリーブ」
op-er-a-tor「オペレイター」
ov-en「アヴン(オーブン)」
pat-tern「パタン(パターン)」
pen-a-lty「ペナルティ」
sal-ad「サラッド(サラダ)」
south-ern「サザン」
su-per-mar-ket「スーパーマーケット」
sweat-er「スウェタ(セーター)」
tow-el「タウエル(タオル)」
tun-nel「タンネル(トンネル)」
vet-er-an「ベテラン」
vol-ume「バリュウム(ボリューム)」
④第二音節にアクセントのくるカタカナ英語
ac-ces-so-ry「アクセサリー」
ad-vice「アドバイス」
an-ten-na「アンテナ」
ba-rom-e-ter「バロメーター」
ca-noe「カヌー」
ca-reer「カリア(キャリア)」
cas-sette「カセット」
con-trol「コントロール」
e-vent「イベント」
gui-tar「ギター」
ho-tel「ホテル」
i-de-a「アイディア」
mu-se-um「ミューズィアム」
mu-si-cian「ミューズィシャン」
o-a-sis「オアシス」
pa-rade「パレイド(パレード)」
per-cent-age「パーセンティジ」
po-lice「パリス(ポリス)」
rou-tine「ルーティン」
steak「スティク(ステーキ)」
tech-nique「テクニーック(テクニック)」
vol-un-teer「ボランティア」
☆おしまいに☆
英語に限ったことではなく、どの言語でも、誤ったところにアクセントをつけて発音すると通じないことが多々あります。読み書きができても、相手に通じないと残念です。
英語習得において正しいアクセントと発音はベースです。普段から英単語を調べる際、[ ]で表示されているアクセント・発音記号を見る習慣を付けましょう。
意外とすぐに慣れます。学校や塾であまりとりあげる単元ではありませんが、普段からの意識することで確実にアップできるはずです。