今回の記事は、英語リスニング攻略のための3ステップの第2弾!
前回の「導入編」では、英語の音の特徴をつかみ、反復により慣れましょうとお伝えしました。導入編の内容を理解し、しっかりと英語に耳が慣れてきたら今回の記事で紹介する、聞き込み期に入りましょう。
耳で英語の内容を理解しよう!
リスニング力を上げるためには、英語を聞き取れるだけではなく、話された英語の内容を耳で理解しなければいけません。
期間を2か月~8か月(志望校レベルにもよる)と長めに取り、毎日「継続」して学習しましょう。
目安は1日30分のペースで学習することです。
英語文章の精読ができるようになり、速読や実戦問題を行っている時期から始めてください。繰り返しになりますが、「耳で話された英語の内容を理解する」ことが聞き取り期のトレーニングなので、読解がしっかりできないとリスニングもできません。必ずリーディングとリスニングの進捗をリンクさせながら学習を進めましょう。
ディクテーションがリスニング力アップの肝!
ここでのポイントはディクテーションを活用して学習することです。インプットしたらアウトプットをすることが効果的なのです。
週の半分を復習の時間に充て、前にやった英語を聞きながら書き取ってみましょう。ディクテーションは「集中して聞く力」「正確に聞き取る力」「英語を類推する力」を同時に養うことができる勉強法です。受験勉強に限らず、今後英語のリスニング力を鍛えたいときはオススメの勉強法なので、活用してみてください!
まとめ
いかがだったでしょうか。導入編より難易度はかなり上がっていますが、これを乗り越えられなければ英語を聞き取ることはできません。「継続」とディクテーションによる学習方法で確実にリスニング力をアップさせましょう。前回の記事でも書きましたが、当然読解ができなければ、話されている英語を理解できるはずもないので、読解の勉強を欠かさないでくださいね。また、NHKのラジオ講座などを活用して、ディクテーションの回数を増やしていくことも効果的なので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。