英検2級は高校卒業レベルのため合格を目指す人も多いのではないでしょうか?高校卒業レベルということで文章が難しい、リスニングが早くて分からなかい、面接で英語を話せない、などという理由でなかなか合格するのは簡単ではありません。では、どのような勉強をすれば英検2級に合格できるのでしょうか?準備編では英検2級を受ける上で必要となる知識について書いていきます。
英検に限らず英語を勉強するなかでこれらの方法は有効なので英検を受けない人も読んでみてください。
実践編はこちらを読んでみてください。
どうやればいいの?英検2級勉強法〜実践編〜
英単語を覚える
やはり、英語は言語なので、単語を覚えるのは必要です。
1番の小問集合においても、後半の長文の読解においても、文章の意味がわからなかったらそもそも手も足も出ません。しかし、この英単語を覚えるのが大変な部分でもあります。2級にもなると、抽象的な意味を持つ難しい単語が増えてきたり、覚えるべき単語数も多くなったりするからです。
この英単語を暗記する段階でつまずいたり、苦労している人が多いです。そんな英単語を覚えるコツは、何度も繰り返し覚えることです。日本人にとって外国語である英単語は、一度触れただけでは簡単に頭には入りません。時間を空けて何度も何度もやる必要があります。
また、ただ何度もやるのではなく、音読してみたり、紙に書きながら、CDで発音を聞きながらなどいろんな方式を取り入れて五感をうまく活用してやると記憶に残りやすいです。特に、音読はとても効果的です。初めて覚える単語は口に出して繰り返し繰り返し覚えましょう。
反復してやる回数は隙間時間をどう過ごすかで大きく増やせます。電車で通学中の時間、寝る前の10分、ご飯食べた後などちょっとした時間を見つけて毎日英単語を覚えるようにしましょう。これを何ヶ月の続けるだけでかなりの単語を覚えることができるはずです。
英文法を理解する
長文を読み解くには、英単語がわかるだけでは不十分です。不定詞や仮定法といった文法の知識がないと、文章の意味を大きく取り違えることにもなりかねません。では、英検で要求されている文法は難しいのでしょうか?
そんなことはありません。大学受験では細かい文法的な違いやイディオムの使い分けが問題になったりしますが、英検では文法の形(仮定法だと if S 過去形, S would 原形 など)とその意味がわかっていれば対応できます。
参考書に載っている最低限の知識は覚えましょう。
リスニング対策
多くの人が対策に困るのがリスニングです。勉強方法が難しい分野でもあります。リスニングをできるようになるには、まず自分で発音できるようになりましょう。それも日本語にひきづられた発音ではなく本来の英語の発音でできるようになる練習をしましょう。自分で発音できない音は聞いても理解することはできません。市販の教材やインターネットの動画などを利用して正しい発音を身につけましょう。
また、リスニングの練習の時はスクリプトがあるものを使うようにしましょう。最初に、何も見ないで音源を聴きます。そのあと、スクリプトを見ながら音声を聞いて、自分がわからなかったところを見つけます。その部分を何度も聞いたり、自分で発音したりしていくと少しずつリスニングができるようになります。
勉強の最後にスクリプトを見ながら英文と一緒に発音するオーバーラッピングやスクリプトを見ずに流れてきた音声に続けて発音するシャドーイングをやるとさらに効果的です。
まとめ
英検に合格するためには筆記、リスニングともにきちんと勉強してある程度英語に慣れる必要があります。英語の実力は短期間で身につくものではありません。上に書いたことを意識して、毎日少しずつトレーニングしていきましょう。
次回の実践編では英検で得点を取るために具体的にどのようなことをすればいいのか解説するつもりです。面接の対策についても解説するのでこの記事と一緒に是非読んでみてください。
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