前回、「オープンキャンパスで志望校を発掘し決めよう!」というテーマの記事を書きました。
オープンキャンパスで大学を決めることはとても大切なことで、自分の将来への布石ととなります。
その中で、大学職員とのコンタクトや、学部説明会に必ず参加しよう!といったことを書きました。
今回はオープンキャンパス(以下:OC)で感じる大学そのものの魅力と、OCで行ったときによく起こりがちな点をテーマに解説していきたいと思います。
大学の魅力の感じ方って?
みなさんは志望する大学にどのような魅力を持っていますか?
おそらく、受験生それぞれが思い描いていること・ものは違うと思います。
具体的でも、ざっくりでも魅力を感じることを思っていれば素晴らしいことです。
ここでは、大学の魅力を感じるための手段のひとつとして2つのことを紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
大学の「自己紹介」は必ず聞いてみましょう
オープンキャンパスで行われる「全体説明会」はいわば大学の「自己紹介」であり、大学の魅力を知る重要な機会です。
なぜ、大学全体の説明会を聞く必要があるのか?それは大学に行きたいと思っている受験生自身が、「本当でこの大学に行きたいのか?」、「自分が学びたい学部がこの大学にはあるけど、本当にここでいいのか?」など、OCの肝になると思われるここでは大学の強みやポイントを聞くことができます。
主に大学独自のプログラム(留学やカリキュラムなど)や就職率、学生サポートの手厚さなどが話されると思います。
受験生自身が必要としているポイントと合致していなければ元も子もありません。
最後までしっかりと説明を聞いて、思っていることと合わせてください。
日頃利用する施設のチェックをしよう
大学に入ってから、学生が主に利用する施設をOCの段階でチェックするようにしましょう。
主に図書館、研究室、食堂、売店があげられます。
これらは大学生活を営む上で、とても大切な部分になってくる施設です。
図書館は、自分が課題に取り組める場所で、食堂は毎日自分がお昼を食べたり、一息つける場所ですよね!
そういう場所を探しておくことで、大学生活の計画も立てやすくなってくるのではないでしょうか?
OCで起こりがちなこととは?
OCでは受験生に限らず様々な人が訪れます。
受験生に限れば、しっかり目的意識をもってOCに訪れる受験生もいますが、中には何を考えているのかわからない人や、「本当に受験生?」と思われる人もいます。
基本的に大学はOCを開催する・しないに限らず、構内の出入りは自由です。
なので、ただ「行っただけ」というようなOCになってしまう人もいます。
「学校がきれいだった!」、「食堂のご飯がおいしかった!」など、形だけのOCにならないようしましょう。
おそらく、何も得るものはなく、ただの思い出作りになってしまうのではないでしょうか。
OCとは大学の情報を得たり、雰囲気を感じたりするために行くものです。
ただの思い出作りに行くのであれば、OC期間ではなく、普通に大学に赴いてみたほうがいいかと思います。
OCでは、高校1・2年生向けのガイダンスや、保護者向けの入試説明会などが実施されている大学も多いです。
OCに来たという楽しい気持ちになるのはわかりますが、騒いだりせず、節度を持った行動をとりましょう。
まとめ
OCに行くことは、これからの受験生であるあなた自身の受験勉強対策や、大学に対する思い・熱意などを確認するためのひとつの指標であると思います。
自分の将来を組み立てることができたり、大学生活に対する疑問点などを見つけることができる機会になってくると思いますので、ぜひ活用してみるといいと思います!