暗記法には様々な方法が存在しますが、みなさんは自分にぴったりな方法が見つけられていますか?
暗記といえばひたすら書いて覚えると思われがちで、読んで覚えるという手法を使う人はなかなかいないように思われます。
しかし、書けども書けども覚えられないという人には意外とハマるやり方です。
一見敬遠されがちな、読んで覚えるやり方のポイントを絞って紹介します
ポイント1:ナンドモクリカエス
ポイントのひとつめは何度も繰り返して覚えるということです。
それは書いて覚えるやり方と一緒ではないか?と思う人が多いと思います。
ここで言いたいことは、読んで覚えるやり方には速効性があまりないため、時間をかけて覚えるつもりで取り組みたいということです。
読んで覚えるやり方においては一度で覚えきることはあまり望まないようにしましょう。
そのかわり地道に繰り返すことで深く定着をはかります。
例えるならば、とても薄い記憶の層を何度も何度も繰り返し塗り固めることで磐石な土台を築くようなものです。
そのため覚えるときはテンポ良く先に進むことをおすすめします。
極端にいえば流し読み程度でかまいません。
その代わり、何度も繰り返し読みましょう。
時間はかかりますが、テスト本番においては、「あ、○○ページのあの部分に書いてあったな」といった風に思い出せることもしばしばです。
ポイント2:ジカンヲカケル
ポイントのふたつ目は時間をかけて覚えるということです。
前項でも少し触れましたが、見て覚えることには時間をかけるものだと認識してください。
その代わり定着したら忘れる確率は低いです。
ではどのくらい時間をかければよいのでしょうか?
無責任な表現にはなりますが、これには個人差があります。
同じものでも3周したら覚えられる人と6周で覚えられる人がいます。
そこでおすすめなのが逆算して考えることです。
まだ自分の覚えるスピードを把握していない人には大変ですが、試験本番から逆算していつまでにどのくらいを覚えられればよいのか考えましょう。
本当にペースが分からない人は、いますぐ受験本番まで「これ!」と決めた参考書をひたすら読みましょう。
最後に注意したいのは時間をかけすぎることです。
タイムマネジメントができていないと受験本番になっても覚えていないということが起こりがちです。
まとめ
受験生にとって永遠の課題である暗記はこれと決まった方法がないのが現状です。
みなさんそれぞれに合う方法をみつけていただきたいですが、その選択肢を自ら狭めてはいませんか?
実は単に見て覚える、読んで覚えるというやり方もりっぱな選択肢のひとつです。もし自分のやり方に迷っている人がいれば、一度試してみてください。