勉強に精を出している受験生の皆さん、しっかりと勉強のスケジュールや計画は立てていますか?
何も考えずただがむしゃらに机にかじりついて勉強してはいないでしょうか?もしそうであれば、非常に効率の悪い勉強の仕方になっている可能性が大きいです。是非この記事を最後まで読んでください!
受験に向けた勉強において、きちんとした計画を立てるのは直接合否に影響するのではないかと言っても過言ではないくらい重要です!(もちろん、それに沿って勉強することが前提ですが。)本記事では、大学に合格するためにどのような勉強計画を立てればいいのかについて紹介します。
Contents
受験勉強には計画が不可欠!?
勉強計画を立てるメリットとは
「計画を立てることが何故そこまで大事なのか」「計画を立てるのに時間をかける暇があったらその分勉強すればいいのでは?」と不思議に思う方もいるかもしれません。しかし、「急がば回れ」ということわざもあるように、しっかり計画を立ててそれに沿って勉強することが実際は受験合格への最短ルートなのです。
勉強計画を立てることによって生じるメリットは、主に以下の3つが挙げられます。
1. 効率的な勉強時間の使い方ができる
2. 勉強に対するモチベーションを維持できる
3. 今後の展望が見えてくる
特に、自分の最終目標(志望校合格)と、それを達成するために何の勉強をすればいいのか、そしてどのくらい時間と労力を費やせばいいのかがはっきりする、という点は受験勉強において非常に大事だと考えます。
具体的な勉強計画の立て方
次に、では実際にどのように勉強計画を立てれば良いのか、具体例を紹介します。勉強の計画は大きく短期と長期の2種類に分けられます。
それぞれ性質が違うので、この2種類の計画の立て方を知った上でそれらを組み合わせると大変効果的です。
短期的勉強計画
短期の勉強計画は、主に「日毎」もしくは「週毎」のスケジュールになります。日毎の計画は起床や就寝時間を含め、いつに何をやるか細かく決めるとよいでしょう。
勉強時間をきっちり決めるのはあまり集中できずグダグダ長引くことの防止にもなりますし、早寝早起きをして整った生活リズムにすることで健康面でのプラス効果も見込めます。
週毎の場合は、例えば「毎週水曜日に部活があるので水曜は勉強に費やす時間を減らし、その分木曜は増やす」といったように決めていくと良いでしょう。一週間の終わりまでに問題集を何ページ終わらせておく、などのノルマを設定しても良いかもしれません。
長期的勉強計画
それに対して長期の勉強計画は、模試や定期試験、過去問演習での結果など、最終目標である志望校合格に向けての長い目で見た際の計画になります。もちろん、自分のレベルに合った志望校を既に決めていることが前提です。
具体的には、「いつまでには基礎の範囲をマスターする」、「模試や過去問で少なくとも何点を取る」のようにノルマや目標を設定することが中心となります。それが長い受験勉強においての道しるべとなり、結果的に本番までに準備を万全にしておく助けとなります。
一つ例を挙げると、センター試験でも私立入試でも、目安として少なくとも1カ月前までには過去問を一通り解き終わったレベルまで到達していると良いです。
失敗しない勉強計画を立てるコツ
勉強計画の立て方が分かっていても、自分にとって無謀すぎる計画を立ててしまったり、逆にスケジュールが緩すぎて勉強のペースが落ちてしまったりしたら逆効果になってしまいます。
折角立てた計画が失敗に終わってしまい、グダグダになるのを避けるためにも、自分に合った質の良い勉強計画を立てるコツをいくつか紹介します。
自分の実力を考慮して計画を立てる
自分の実力を考慮する、というのはつまり、自分の学力が今どのくらいあるのか、そして勉強のペースがどのくらい早いのかを見極めた上で、それに合致した計画を立てるということです。
短期の計画を立てるにあたって自分のノルマ設定や勉強時間を調整したり、長期的な計画において、自分に合った志望校のレベルや必要な勉強量を確認することは、勉強の途中で挫折しない計画を作るためにも重要になってきます。
一度暫定的な計画を作り実践してみて、厳しすぎたり緩すぎたらすぐに計画を見直してみると良いです。
試験本番から逆算して考える
勉強計画を立ててみたものもイマイチしっくりこない・・・という場合は、試験本番から逆算して計画してみるのが最善かもしれません。
まずは志望校の入試に合格するための最低点など必要な情報を集め、自分の学力なども計算に入れながら目標を確実に達成するためにはどのようなペースで勉強していけばいいのかを逆算して考えることで、自分にとって最適な長期計画が立てられると思われます。
まとめ
勉強計画を立てることは、全国の受験生の皆さんにとっても、それ以外の学生さんにとっても良い事ずくめです。手帳やノートなどの紙媒体でも、スマホ、PCの電子媒体でもどちらでも構いません。自分がやりやすい形式を選ぶことが大切です。
計画を立てずに闇雲に勉強しているという方は、試しに計画を立ててみることをオススメします。自分の立てた計画に従ってきちんと勉強し、合格を勝ち取りましょう!