なぜ大学に行くのか?受験生なら一度は考える問いでしょう。
もちろんこれに対する明確かつ絶対の答えは存在しません。
しかし疑問を持ちながら勉強を続けるのは大変ですし、何より大学に行く理由を考えることはモチベーションに繋がります。
そこで今回は大学に行く理由を考える上でのヒントを紹介します。
ヒント1:大学受験の先を考える
大学受験をあくまで人生の中間地点と考え、大学受験の先を考えてみましょう。
大学受験を最終目標地点と考えると、勉強が好きじゃない人にとってはつらい道を歩むことになってしまいます。
では大学受験の先にはなにがあるのでしょうか。
まず浮かぶのは人生を通しての夢や目標でしょう。
簡単にいうと夢をかなえるために大学を志すという図式です。
これは個人のモチベーションに直結する可能性が高く、勉強のやる気が続き易いです。
一方で、夢を持っていない人にとっては無理やりとってつけた目標設定をしがちで、それではかえってモチベーションは下がってしまいます。
別の考え方では、なにかを学びたいからこの大学に行くという考え方があります。
大学によってはその道で著名な研究者を擁している大学があり、その教授に直接教えをこうことを目標にすることもよいです。
これまで大学受験の先を考えることで、大学受験をする理由を考えようとしてきましたが、実際これらは個人の思い入れに左右される部分が多く、納得できない人もいるかもしれません。
そこで次項では少し変わった見方をしてみましょう。
ヒント2:大学での活動をミニビジネスとして考える
大学でのサークル活動やゼミ活動を小さなビジネスとして考えてみようということです。
例えばサークル活動を考えます。
大学では共通の趣味や同じ活動を志す人たちがサークルという単位でまとまり活動をしています。
サークルでは幹事長を筆頭に経理や合宿担当といった風に組織で動くための役割分担がなされています。
これはまさしく企業活動のミニチュアだといえます。
ここでひとつポイントがあり、このサークルを通した組織活動は大学によりレベル感が違います。
すなわち、当然大学ごとに集まる人は違うので、そこで行われるサークル活動にも違いが出てきます。
そのため大学受験でどこを志すかということが重要になってきます。
周囲とレベル感を合わせることができないと、組織活動(サークルやゼミ)全般に不満感が募り、場合によっては大学をつまらないとさえ感じてしまうかもしれません。
一方でこのレベル感がマッチした大学にいけると、大学生活全体が自分にとって良い成長の場になる可能性があります。
まとめ
大学受験はみんながするから当たり前と考える人が多いかもしれません。
一方でなぜ大学に行くのかという問いは受験生活の中で必ずぶつかる疑問です。
みなさんはここで紹介したヒントを活用しながら、みなさんなりの「大学に行く理由」を見つけ、モチベーション高く勉強に取組んでください。