合格者の声 参考書の選び方編(東京大学特集)

教科書

みなさんは普段参考書をどう選んでいますか?
世の中には数え切れないほど多くの参考書がありますが、「これ一冊で、全てが完璧」という参考書は残念ながらありません。

今回は難関大学を合格を果たした方たちに、受験期にどのような参考書選びをしていたかを聞きました。
今回は日本最難関、東京大学を特集します!

東京大学合格Kさん(文科1類)

Kさんは塾や予備校を掛け持ちしながら、参考書にも取り組んでいました。
普段主要科目は塾や予備校の勉強が中心だったので、参考書はあまり多くなくセンターのみで使用する副教科で参考書を活用していたということです。

Kさんの参考書選びはズバリ「薄さ」。薄い参考書を好んで使ったようです。
そしてその理由は、薄い参考書の方が要点がまとまっていそうで、1周あたりの時間が変わってくるからだそうです。

主要科目であれば、なるべくとりこぼしをしたくないため分厚めな参考書を選びがちですが、副教科だからこそ一定の失点を割り切った参考書選びができた例でしょう。

東京大学合格Nさん(理科1類)

Nさんは都内でも有名な一貫校に通っており、高校生の頃から東大を受験することが特別なことではなかったと言います。
大手予備校に通いながらも講座は厳選し、参考書も利用して受験勉強をしていました。

Nさんの参考書選びは、ズバリ直感。参考書には多少の違いはあるにせよ、パッと見で大きく問題がないものであれば、後は参考書の違いよりも自分の努力の違いであると考えたそうです。
そのため、参考書選びではデザインやレイアウトが何となく気に入ったものを選び、後はひたすら完璧になるまで繰り返すのが定石とのことです。

また、参考書や予備校は自分の目で見て決めるポリシーを貫いており、インターネットのレビューを参考にしつつも、必ず自分で目を通したそうです。

東京大学合格 Yさん(文科2類)

Yさんは原則独学で東大に合格しました。
中高一貫校に通うYさんは中学生の頃から英語の勉強に力を入れており、受験生となる頃には東大の問題であっても8割以上の得点が見込めるレベルだったそうです。

参考書選びの基本は、過去問研究。
穴が開くほど過去問を研究し、それに合った参考書を選んで購入したそうです。
ご自身では「参考書マニアというより、過去問マニア」と表現していました。

基本的に独学をしていた背景は、中高一貫校である高校での授業。
普段質の高い授業を受けられていたからこそ、独学が可能だったと語ります。

東京大学合格 Aさん(文科3類)

Aさんは高校2年生から予備校通い始めましたが、部活に熱中しており高校3年生の夏まではなかなか集中して勉強できなかったと言います。

普段は予備校の授業に集中しており、使用する参考書はセンター試験の副科目と数学の問題集のみ。
残りは過去問と予備校のテキストで勉強しました。

大変だったポイントは、やはり時間が足りなかった点。
参考書を選んだり、予備校の講義を選んだりするにも時間がなく、焦って最適ではない問題集をやってしまったこともあるそうです。
「もちろん本人の資質もありますが、やはり何事も余裕を持って始めた方が確実性が高まる」と語ってくれました。

東京大学合格Eさん(理科I類)

Eさんは都内進学校の出身です。
中学受験で入学し、一貫校を卒業しました。
中学生の間は部活を中心に遊んでいたとのことですが、高校1年生からは東大合格を狙うため、通塾を始めました。

通った塾は東大や医学部を多数輩出する有名塾。
宿題もかなり大量で、英語と数学で手一杯になったそうです。
ですので、参考書として使ったのは2次試験で使わない社会科目をはじめとしたセンター対策だったそうです。

参考書の選び方はシンプルで、参考書が必要になったと思ったら本屋に寄り、その中で一番良さそうなものをすぐに購入していました。
しかし使い始めてダメだ(やっても意味がない)と思ったものも何冊かあったようで、それらは途中で止めてしまったとのことです。

東京大学合格 Yさん(理科I類)

Yさんは首都圏の公立高校出身で、高校3年生の夏までは部活に熱中しており、夏の引退後に勉強に開始したそうです。
自分でも焦ったものの間に合わず、浪人して予備校に通いました。

予備校には通っているものの、すべての科目をカバーしきれなかったため、そういう部分を参考書で補いました。
特に国語科目が苦手だったため、古文単語などの参考書を愛用していたそうです。

また、参考書選びでは特定のブログを信頼し、そこで紹介されているレビューを元に購入していたと言います。

東京大学合格Kさん(文科Ⅲ類)

Kさんは首都圏の中高一貫校に通っていました。
地元では知名度があり、進学実績もかなり高い高校でした。
普段は部活を頑張りつつも、学校の勉強に手を抜かず常に校内でも安定した成績を取っていたようです。

高校3年生からは予備校に通いましたが、科目は英語と数学のみ。
残りの科目は参考書で独学で勉強した方が効率が良いと判断しました。

そんなKさんの参考書選びはインターネット中心でした。
参考書のレビューをいくつか読み、自分に合っていてかつ東大にマッチする参考書を選定し、すぐにネットで購入していました。
今はネットで本を買っても1日程度で届くため、非常に便利だったとのことです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
参考書選びは十人十色。
どの方法が絶対に正解というものはありません。
みなさんも合格者の声を理解し、効率の良い参考書選びをしていきましょう!

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