社会

図表や着色などを上手く使用し、見やすい構成になっている。
1パージ毎の情報量は多すぎず適切である。
ただ、一般的な世界史の参考書と比べてデザイン面での特徴は特にない。

講義形式になっているため、山川の教科書よりも取り組みやすく、理解は捗る。
また、図表などを用い理解を深めている。

前述の通り、頻出事項を強調しきれていない部分があるが、全範囲を網羅は出来ている。
レベルとしては、教科書補完から、センターレベルまで抑えることができる。
難関私大対策や記述対策には更なるステップが必要。

内容やレイアウトでオリジナル性は特にない。
基本的に教科書の補助というレベル・レイアウトという点が強いので、高校1･2年生や初学者の教科書知識定着には適している

「菅野の日本史B講義録」等と比べると頻出ポイントに絞られた構成ではないが、一冊を繰り返し学習すれば、時代背景などの知識がより得られる。
4冊で完結のため、読了には時間を要する。