理科

「基本まとめ」「基本演習」「基本演習解説」「実践演習」「実践演習解説（別冊）」の5項目21章からなる参考書。基本まとめがコンパクトにまとまっており、テストに出やすいところをピンポイントでまとめている。

基本演習という基礎をさらうような問題が数題あった上で、頻出問題から抽出されている実践演習に進むというようなプロセスを踏むので非常に頭に内容が入ってきやすい。ただ解説に少しヌケがあるので初学者には不親切な問題集である。

化学の�T�U均等に扱っているが、難しめの問題が少ないように感じたので、難しめの問題は別の参考書でカバーする必要がある。加えて、各分野の中でもヌケがあるため、基礎の問題に着手して、次のステップへということを考えている人には良い授業である。また解説が基礎部分が少し抜けている部分があるので、基礎を別の参考書で鍛えることをオススメする。

このレベルの参考書は珍しい。セミナー化学より難しく、重要問題集よりは簡単な参考書である。

この費用でこのレベル層の問題がピックアップされているのでコスパは良い。解説に若干のヌケはあるものの、化学を一通り学習した人にはわかる内容なので、オススメしたい問題集の一つ。