英語

色が黒・灰色・赤のみのため多少見づらい部分もあるが特に問題はない。
1ページ毎の文字数は多くないため、読み進めやすく、重要なポイントが枠付けやフォント変更で強調されているため見やすくなっている。
また、問題・解答例・解説・正答の流れで書かれているため、頭に入ってきやすい。

全ての解説において、情報が多くわかりやすい。
また、その情報も様々な例を用いて口語口調で書かれているため、頭に入ってきやすい。
英語力にそこまで自信のない学習者であっても、文法・語彙から解説があるため、つまずくことは少ない。

英作文に必要な文法・語彙に加えて英作文の書き方のインプットも出来るため対応範囲は広い。
『竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本』が文法中心のため和文英訳に向いている一方で、自由英作文にフォーカスした内容になっている。
また、『宮崎の今すぐ書ける英作文』と比較すると、文法・語彙の基礎事項インプットも出来るため、便利な一冊と言える。

オリジナル性は特にないが、内容のよくまとまった英作文対策の名著である。

『竹岡広信の 英作文が面白いほど書ける本』よりも少ない情報量で、文法・語彙・自由英作文の書き方を学べるため、あまり長い英作文を求められない学習者であれば時間をかけずに英作文を学び切ることが出来る。
この内容で1000円程度であれば安い。
ただ、より長い自由英作文を求められる場合は、同著者の『英作文ハイパートレーニング自由英作文編』を行い、長い作文の構成・演習を行う必要が有る。